岡山理科大学附属中学校・高等学校  新校長に田原誠着任  国際バカロレア教育の普及、活用に取り組む

岡山理科大学附属中学校・高等学校(岡山市北区理大町)の新校長に2019年4月1日、田原誠(たはら・まこと、65歳)が就任しました。理大附属中学校では6代目、理大附属高等学校では13代目の校長です。

前任は岡山大学副学長(入試改革担当)アドミッションセンター長です。同大学では国際バカロレア(IB)の高校卒業資格(ディプロマ)修了者を書類審査のみで受け入れる入学制度について検証し、国立大学として最初にこの制度を導入させました。この業績などから、IB教育の普及と大学への受け入れを進めるための文部科学省事業(大学教育再生加速プログラム)の採択を受け、在職中はIB教育の紹介と普及、ならびに大学入試制度の改革に生かす活動を進めてきました。

理大附属高等学校は、IBディプロマ・プログラムの実施校となるべく、国際バカロレア機構に申請し、様々な審査を経て2019年3月、岡山県内で初めてその認定を受けました。この度の校長就任後は、IBについては岡山大学での経験や文部科学省有識者会議の委員を務めている経歴などから、新たにIBコースの設立・運営に指導的に取り組むだけでなく、IB教育の優れた点を教育に広く活用することを目指します。

<教育方針・抱負等>
岡山理科大学附属中学校と高等学校の建学の理念は、「ひとりひとりの能力を最大限に引き出し、社会に貢献できる人材を養成」することであり、同時に「国際的な視野をもった人材」の育成を目指しています。IB教育が世界から評価されているのは、生徒に自ら学び考える方法を修得してもらうことと、地域に根ざし、多様な人々の価値観を理解して国際的な視野をもって活躍できる人材を育成していることです。IB教育の方法やその特徴をよく学んで、本学の教育に取り入れて、建学の理念の実現を目指したいと思います。

□略歴
昭和28年(1953年)5月11日生まれ 三重県出身
昭和52年(1977年)京都大学農学部卒業
昭和52年(1977年)農林省農蚕園芸局 入省
昭和59年(1984年)同上 退職(米国オクラホマ州立大学大学院へ)
昭和63年(1988年)新日本製鐵(株) 第一技術研究所(現 先端技術研究所)主任研究員
平成6年(1994年)岡山大学農学部 助教授
平成11年(1999年)岡山大学農学部 教授 
平成19年(2007年)~2年間 大学院自然科学研究科副研究科長
平成20年(2008年)~2年間 外国語教育センター副センター長
平成25年(2013年)~2年間 附属図書館副館長
平成27年(2015年)~4年間 岡山大学 副学長(入試改革担当) アドミッションセンター長 
平成31年(2019年)岡山理科大学附属中学校・高等学校 着任 校長

【 岡山理科大学附属高等学校について 】
http://okayama.ridaifu.net
学校法人加計学園の最初の設置校として1962年、岡山電機工業高等学校(電気科、電子工業科)として開校。1964年、岡山理科大学設立に伴い、岡山理科大学附属高等学校と改称し、普通科を新設しました。スーパーサイエンスハイスクールに指定(2012~17年)されるなど理科教育に力をいれています。2019年より、普通科(5コースに2クラスと4系)で構成。

【 岡山理科大学附属中学校について 】
http://www.kake.ac.jp/~info-j/index.html
「ひとりひとりの能力を最大限に引き出し、伸ばすとともに、国際社会に貢献できる生徒を育てる」理中の教育は「ヒーロー」を育成します。

【 本リリースに関するお問い合わせ先 】
岡山理科大学附属中学校・高等学校
TEL:086-256-8511(代表)

田原誠新校長
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