リクルート「Tech総研」がエンジニアに関する研究レポートを公開【クレイジーエンジニア】世界を仰天させたアンドロイド技術者・石黒浩
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常識破り、型破りの発想をもった「クレイジー」な技術者を紹介するTech総研の人気連載「我らクレイジー☆エンジニア主義!」。今回は、2006年7月に遠隔操作可能な自分自身のコピーロボット「ジェミノイド」を開発し、世の中を驚かせたアンドロイド開発者として知られる石黒浩氏です。
石黒氏の開発した精巧なアンドロイドの注目度は世界レベル。骨格に沿って走る肌のライン、皮膚の質感や色、目の輝き……。アメリカのNATIONAL GEOGRAPHICやイギリスのBBCなど、多くのメディアが取材に訪れています。
大阪大学工学研究科教授であり、ATR知能ロボティクス研究所客員室長を務める石黒氏が90年代に開発したのが、科学館で子どもたちを案内するロボット。これは、子どもたちがどの展示物にどのくらいの時間立ち止まったかという情報が蓄積でき、次に子どもたちが興味をもちそうな展示物に案内できます。
しかしロボットそのものの性能をいくら高めても、人間のしてほしいことが伝わらなければ、心地よい関係は築けません。人とどうかかわるのかを知ることは、人を知ることそのもの。ここから、石黒氏の研究分野は人の認知へと広がっていきました。
石黒氏が考えていたのは、ロボットが自らで情報を認識し、判断する世界。そこでロボットと人との自然なコミュニケーションを成立させるためには、人間の脳に反応してくる「見かけ」は非常に重要だということになります。
「見た目の研究を始めようと思ったが、見た目は無限にある。そこでまずは人間そっくりなものからスタートすることを考えた。だから、アンドロイドなんです。どれだけ人間に近づけるか。どれだけ人間らしくできるか。もっといえば、どこまでなら人間はその見た目を許容できるか……。人間型ロボットを作って、引き算して理想のロボットのデザインを作ればいい、と。」と石黒氏。
レポートでは、石黒氏本人と生き写しのロボット「ジェミノイド」の動画や、石黒氏の徹底した仕事観などをご紹介しています。
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http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000923&f=release
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