サイレックス・テクノロジー、学校環境用アクセスポイント新製品 『AP-602AC E model』の発売予定を発表 ~総務省の「防災等に資するWi-Fi環境の整備計画」に対応した 現行モデルの上位後継機~
サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町、代表取締役社長:岡野 喜男、以下 サイレックス)は、文教市場向けソリューションラインナップの学校環境用802.11ac対応無線LANアクセスポイント『AP-501AC E model』の上位後継機として『AP-602AC E model』を今夏からの出荷予定を発表しました。
市場背景
■ 現在、総務省より公表された「防災等に資するWi-Fi環境の整備計画」において、2017年度から2019年度の3年間で「公衆無線LAN環境整備支援事業」として約3万か所に災害時の避難場所への無線環境の整備が推進されています。この避難場所として学校が重要な整備対象として挙げられています。
■ 一方、サイレックスの教室用アクセスポイントは文部科学省政策の「教育の情報化の推進」により60,000を超える教室に採用されていますが、防災の観点で設置される体育館・多目的室・図書室などのアクセスポイントとの効率的な統合管理が求められています。
■ 昨年の北海道胆振東部地震の際には避難所Wi-Fiとして現行機種の『AP-501AC E model』が活躍しました。その実経験を活かして、性能向上および機能改善を行った上位後継機として『AP-602AC E model』を発売します。
【学校環境用802.11ac対応無線LANアクセスポイント『AP-602AC E model』の特徴】
(1) 災害時の避難住民の様々な端末を接続可能にする多彩な無線規格(IEEE 802.11ac/a/b/g/n)に対応、さらに2.4GHzおよび5GHzの同時動作にも対応
(2) 避難所Wi-Fiとして利用される際には多台数接続の安定性が必要となるため、現行品と比較して以下の性能向上を実現
AP-602AC E model
ストリーム数 :5GHz:4ストリーム / 2.4GHz:4ストリーム
802.11ac 世代:Wave 2
MIMO機能 :MU-MIMO
最大理論速度 :1.73Gbps
AP-501AC E model
ストリーム数 :5GHz:3ストリーム / 2.4GHz:2ストリーム
802.11ac 世代:Wave 1
MIMO機能 :SU-MIMO
最大理論速度 :1.3Gbps
(3) 教室用アクセスポイント製品群と無線LAN統合管理ソフトウェア『AMC Manager(R) E model』で最大10,000台を統合管理可能
(4) AMC Manager(R) E modelを利用し、事前設定されたAP群の災害時一斉開放機能
(5) 不特定多数の接続者への公平な接続時間に配慮した連続接続時間と再接続拒否時間が設定可能
(6) 5年間の製品無償保証
※無線LAN統合管理ソフトウェア『AMC Manager(R) E model』とは
最大10,000台までのアクセスポイント管理が可能な無線LAN統合管理ソフトウェアです。
・一括設定変更
・一括バージョンアップ
・無線環境の可視化
・無線環境サーベイ機能(教室アクセスポイント連携機能)
・ログの常時取得と蓄積
・eメールによるアラート通知機能
・災害時一斉開放機能
・アクセスポイント等管理機器の活用率の見える化機能
など無線LAN環境を安定してご利用頂き、一括管理する機能を有しています。
AMC Manager(R) イメージ
AP-602AC E model 製品紹介ページ:
http://www.silex.jp/products/accesspoint/ap602ac_emodel.html?pr=190228
AP-602AC E model 製品ページQRコード
サイレックス・テクノロジーについて
http://www.silex.jp/index.html?pr=190228
サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町)は、機器をネットワークやワイヤレスにつなげるハードウェア・ソフトウェアの技術を核とした研究開発型企業です。
産業機械、ディスプレイ機器、医療機器など確実な接続性が求められる分野でネットワークやワイヤレスのノウハウを活かした製品を提案し、ビジネスの幅を広げています。品質基準を厳格に保つため、設計・開発・生産・品質保証といった一連のプロセスを「けいはんな本社」に集約しています。海外パートナーとの連携や新市場開拓、新技術の情報収集・開発などグローバルなビジネス展開のため、北米・欧州・中国・インドに拠点を設けています。
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