ルネサンス、大阪国際がんセンターと共同で入院中のがん患者に向けた「一緒に体を動かそう!フレイル予防の会」をスタート
株式会社ルネサンス(代表取締役社長執行役員:岡本 利治、本社:東京都墨田区、以下「当社」)は、2月14日から大阪国際がんセンターと共同で入院中の患者を対象とした、「一緒に体を動かそう!フレイル予防の会」の開催をスタートしました。この運動教室は、大阪国際がんセンターの摂食栄養管理担当者会とリハビリテーション科が主催し、ルネサンス運動支援センターに在中する「大阪国際がんセンター認定 がん専門運動指導士※1」が指導を担当します。今後も、入院中の患者さんのフレイル予防と運動啓発に向けて継続的な開催を予定しています。
当社はがんと向き合う方々の体力づくり支援を拡げるため、この企画に積極的に協力して取り組んでまいります。
※1 「大阪国際がんセンター認定 がん専門運動指導士」
がんの病態や治療に関する基礎知識に加えて、患者の苦痛や悩みをよく理解した上で、がん患者のQOL向上に必要な運動の知識・技術を習得する、大阪国際がんセンターが監修したカリキュラムに基づきルネサンスが認定する資格
■開催目的・背景
がん治療に伴う入院に際しては、活動性の低下から体力や筋力の低下を引き起こすケースがあり、退院後のクオリティオブライフ(QOL)の低下につながることが懸念されています。この運動教室では、入院中から体力の維持・向上の重要性を啓発すると同時に、具体的な運動に触れることで退院後の運動継続につなげることを目的としています。
生涯のうち、2人に1人ががんになるといわれる現在※2、がんとの共生は患者本人と家族、病院だけでなく地域や企業も含めた社会全体で考えていくべきテーマであるといえます。がんを経験したすべての方に気軽に運動に触れる場面をつくることで、運動を通してQOL向上の機会を提供してまいります。
※2 国立がん研究センターがん情報サービスがん登録・統計サイト「最新がん統計」より
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html#a25
■本イベントの特徴
●リハビリ―テーション科医師・理学療法士・看護師・がん専門運動指導士などの多職種が協力し、安全に座ったままできる運動プログラムを共同で企画
●車いすでの参加OK/できるだけ気軽に参加できることを優先
●摂食栄養管理担当者である看護師が患者の安全を見守りながら開催/安全面のサポート体制構築
■開催概要
初回の開催では参加した患者から、「入院している中、楽しくためになる時間をありがとう」「退院しても続けていこうと思う」「今後に役立てていきたい」といった声をいただきました。
・開催日:2024年2月14日(水)~ 今後随時開催予定
・開催方法:大阪国際がんセンター大講堂
・開催内容 : ストレッチや筋力トレーニングなど
・参加費:無料
■がん特化型運動施設 ルネサンス運動支援センターについて
大阪国際がんセンター患者交流棟に開設している「がん特化型運動施設 ルネサンス運動支援センター」では、がん経験者を対象とした運動セミナーを毎月無料にて開催しています。
https://cancer.s-re.jp/
■関連サイト
・「大阪国際がんセンター」ホームページ:https://oici.jp/
・「大阪国際がんセンター認定 がん専門運動指導士」ホームページ:https://cancer.s-re.jp/shikaku
・「ルネサンス運動支援センター」note:https://note.com/cancer_s_re_jp/
・「ルネサンスオンラインライブストリーム」:https://rol.s-re.jp/
当社は、長期ビジョンに掲げる「人生100年時代を豊かにする 健康のソリューションカンパニー」の実現を目指し、疾病予防だけでなく、がんをはじめとする病と共に生きる方々の治療前・中・後におけるQOLの維持・向上を支援してまいります。