サプリメントで胸が大きくなる!? お手軽豊胸術で後悔する人が多い理由とは?

美容外科 南クリニック(所在地:東京都渋谷区、院長:南 晴洋)は、サプリメントをはじめとする、「手軽に」バストを大きくできるとうたう商品や 、エクササイズ、食事法について検証するコラムを公開いたしました。

バストアップ効果を期待させるサプリメントは、驚くほどたくさん流通しています。サプリメントを紹介するインターネットサイトには、「話題沸騰中」「最高峰」「超おすすめ 」など、バストアップを望んでいる人の心を揺らす文言が並び、つい購入ボタンを押したくなってしまうかもしれません。

でも、ちょっと待ってください。もし、そのサプリメントで本当にバストが大きくなることが検証されているならば、製薬会社が放っておくはずがありません。
病気やけがで乳房を失った人にとって、そのような薬があれば、美容としてではなく医療の一環として使用できるからです。

しかし、あくまでも「サプリメント」という形を取っている。そのことを消費者は冷静に見極めなければなりません。今回は、サプリメントをはじめとする、「手軽に」バストを大きくできるとうたう商品や 、エクササイズ、食事法について検証してみたいと思います。

ちまたにあふれる「胸が大きくなるサプリメント」の真実

サプリメントとの正体は?

サプリメントとは何でしょうか?質問しておいて申し訳ないのですが、実は、サプリメントや健康食品という言葉には行政で決められた定義は何もありません。一般的には、健康食品全般を「健康の保持増進に資する食品全般」と呼び、その中でも「特定成分が濃縮された錠剤やカプセル形態の製品」を通称「サプリメント」と呼んでいる、というのが本当のところ。つまり、サプリメントも食品の一つに過ぎないのです。

サプリメントと医薬品との決定的な違いは、医薬品は国が定めた法律によって、名称、成分、効果効能、副作用、用法用量などの基準が決められている点です。臨床実験で一定の効果が認められなければ製造承認も販売許可もおりません。さらに、医師や薬剤師の指導のもと、利用環境も整備されていますし、品質も一定に保たれています。

厳正な審査を行う医薬品に対し、食品であるサプリメントでは「効果効能の検証」は義務づけられていません。医薬品は開発から販売までに10年以上を要することも珍しくありませんが、食品はすぐに商品化できるからくりがここにあります。その分、「〇〇に効く」「予防できる」などのキャッチコピーを掲げることは法律上許されていません。

大豆の1万倍もの成分。果たして良いのか悪いのか…

効果があるか、ないかは、摂取した人の感じ方次第でしょう。しかし、こと、バストアップに関しては、サプリメントを利用するのは危険だと感じています。

一つ例をあげると、若い年齢層を中心に人気のあるバストアップ用のサプリメントに、植物の根を原材料にしているものがあります。バストの成長に欠かせない女性ホルモン、エストロゲンを活性化させる成分が含まれており、バストアップだけでなく、美肌やアンチエイジングに効果があるとして注目を浴びています。
確かに成分的には辻褄は合いますが、問題はその濃度にあります。

院長:南晴洋

京都第二赤十字病院形成外科勤務、大手美容外科院長を経て1997年 南クリニック開業。