2011年の世界のスマートエネルギー市場は2220億米ドル規模に
株式会社グローバル インフォメーションは、Pike Researchが発行した報告書「Smart Energy Annual Report 2012 - Renewable Energy, Energy Storage, and Advanced Conversion Devices: Market Analysis and Forecasts (2012年版スマートエネルギー年報:再生可能エネルギー、エネルギー貯蔵、先進的な変換装置の市場分析と予測)」の販売を開始しました。
世界各国でスマートエネルギーという考え方が受け入れられつつあり、変革のチャンスが訪れようとしています。複数の纏まった市場牽引因子スマートエネルギー業界の可能性と売上げ増への可能性を広げています。そういった因子には現行のエネルギーシステムの維持コストの増加や、世界各国の規制や促進策が挙げられます。
パイクリサーチの新しいレポートによるとスマートエネルギー及びスマートエネルギー貯蔵システムは2011年に2,220億米ドルに到達しました。2015年までには、たった4年間で90%増加し、4,200億米ドルに達すると予測しています。
「我々の年次レポートはスマートエネルギーが最早ニッチ市場では無い事を明らかにしています。」とリサーチディレクターの Kerry-Ann Adamson氏は述べています。「スマートエネルギー市場全体の成長ペースは速く、国際エネルギー機関 (IEA) の発表した2020年までに世界の新規に追加されるエネルギー生産量の10%以上を占めるでしょう。」
パイクリサーチによるスマートエネルギーの定義は、「分散型発電によりローカル向けもしくはグリッド向けに電力を供給する、効率の高い技術群」としています。EUの政策のおかげで現在では欧州がスマートエネルギーの最大の市場です。一方北米は発電容量を急速に増やしています。もしアジア太平洋地域の現在の開発スピードが維持されるのであれば、当地域が発電設備新設の点で北米を脅かす事になるのは明白です。北米のスマートエネルギー発電の新規増設及び売上げの大半はバイオ燃料、バイオ発電に集中していますが、他にも今後5年間の成長を価値のあるものに出来るポテンシャルのある分野も多くあります。
パイクリサーチの発行する当レポートでは3つの領域、即ち再生可能エネルギー生産・エネルギー貯蔵・及びエネルギー変換機器、を包括的に分析します。また、世界の主な市場のトレンドや問題点、さらに30以上の関連企業プロファイルも掲載されています。市場規模データ及び予測は2011年・2013年で一部2015年まで含まれます。
パイクリサーチはクリーンエネルギー市場に特化した調査会社です。企業分析や顧客サイドの情報、さらに技術の評価など幅広い観点から市場を分析しています。
市場調査レポート: 2012年版スマートエネルギー年報:再生可能エネルギー、エネルギー貯蔵、先進的な変換装置の市場分析と予測
Smart Energy Annual Report 2012 - Renewable Energy, Energy Storage, and Advanced Conversion Devices: Market Analysis and Forecasts
http://www.gii.co.jp/report/pike243389-smart-energy-annual-report-2012-renewable-energy.html
出版日: 2012年05月
発行: Pike Research
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