事業者向け特設サイト「企業のための保険ナビ」を開設
~「中小企業におけるリスク意識・対策実態調査2024」を公表~
2025-03-14 14:00
一般社団法人 日本損害保険協会(会長:城田 宏明)は、事業活動に潜むリスクや保険等に関する情報を一元化して提供することを目的に、従来の事業者向け特設サイトおよびサイバー保険特設サイトを統合リニューアルし、特設サイト「企業のための保険ナビ」を新設しました。
■特設サイト「企業のための保険ナビ」: https://www.sonpo.or.jp/sme_insurance/
同サイトでは、事業活動に潜む6大リスクとリスクに備える損害保険のほか、企業向け損害保険の取扱い保険会社を紹介するとともに、近年注目度が上昇しているサイバーリスク・サイバー保険についての特集ページを設けています。
また、新たなサイトコンテンツとして、自社を取り巻くリスクを事業者に自分事として捉えていただき、備えの必要性を認識いただくため、自社のリスクを確認できる診断コンテンツ「6大リスク診断」をサイト内に設置しました。

あわせて、2021年度から引き続き、中小企業の経営者と従業員1,050名を対象に、企業を取り巻くリスクに対する意識・対策実態調査を行い、特設サイト内に調査報告書を掲載しています。本調査は、多様化・複雑化するリスクに対する中小企業の意識、実際の被害内容や被害額、損害保険への加入状況などについて調査したものです。
■中小企業におけるリスク意識・対策実態調査2024 調査報告書:
https://www.sonpo.or.jp/sme_insurance/assets/pdf/sme_report2024.pdf
<調査結果の主なポイント> ※各ポイントの解説は別紙をご覧ください。
- 中小企業の4社に1社が何らかのリスクによる被害を受けており、実際に被害にあった企業の約半数(47.8%)が「リスクに対する備えが不足していた」と回答。
- リスク対策としては、「損害保険への加入」が60.8%で最多。以下、「貯蓄(17.2%)」「共済への加入(13.1%)」「BCPの申請等(10.0%)」と続く。
- 損害保険で備えたいリスクは、「自然災害(41.2%)」が最多であるが、近年は「サイバーリスク(32.8%)」への注目度が上昇傾向。
当協会では、事業者のリスク意識の向上や企業向け損害保険の普及促進に関する各種取組みを引き続き実施してまいります。
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