富士通テン株式会社、オラクルと富士通の運用管理ソフトウェアの連携によりグローバルIT基盤の一元管理を実現

日本オラクル株式会社（本社：東京都港区北青山、執行役社長 最高経営責任者：デレク・エイチ・ウイリアムズ、以下 日本オラクル）は、富士通テン株式会社（本社：兵庫県神戸市兵庫区、代表取締役社長：重松 崇、以下 富士通テン）がオラクルのIT統合管理ソリューション「Oracle Enterprise Manager」と、富士通株式会社（本社：東京都港区東新橋、代表取締役社長：山本 正已、以下 富士通）の統合運用管理ソフトウェア「FUJITSU Software Systemwalker」を導入し、両製品の連携により、全社共通ERP基盤と基幹データウェアハウス基盤を含む基幹システム全体の一元管理を実現したことを発表しました。

両製品の連携により、従来は複数の運用管理ツールを使って行われていた監視業務が単一の仕組みで管理できるようになり、システム運用・管理部門の工数削減や負担の軽減が実現できます。

カーオーディオやカーナビゲーションをはじめとする車載用インフォテインメント機器の製造・販売を手がける富士通テンは、成長拡大に向け海外の生産販売拠点の拡充を続けています。同社では、連結経営強化とグローバルITガバナンス強化の一環で、業務プロセスを標準化する全社共通ERP基盤として「Oracle E-Business Suite」を順次導入し、国内外の拠点で活用しています。また、各拠点のERPデータを集約するデータウェアハウス基盤を「Oracle Exadata」で構築し、リアルタイムでの事業状況把握と意思決定の迅速化を図っています。これら一連のシステムを一元的かつ効率的に運用・管理することを目的に、「Oracle Enterprise Manager」と「FUJITSU Software Systemwalker」の導入が決定しました。

富士通テンでは、世界各地の各拠点のERPシステムからのデータ集約を行うバッチジョブの管理およびERP、データウェアハウス・システム全体の統合運用管理環境として、「FUJITSU Software Systemwalker」製品群を導入しました。さらに、オラクル製品の監視および管理を詳細なレベルで行える「Oracle Enterprise Manager」を導入し、両製品の連携機能を活用して、オラクルを含む複数ベンダーの製品を組み合わせたシステムの稼働監視を「FUJITSU Software Systemwalker」上で一元的に行う環境を構築しました。

両製品の連携機能により、データベースやERPなどに発生した障害を「Oracle Enterprise Manager」が検知すると、その詳細情報が自動的にシステム運用管理ツールの「FUJITSU Software Systemwalker Centric Manager」に渡されます。この情報には、アラートの重要度やエラーメッセージの内容が含まれ、システム管理者は、障害の詳しい内容を「FUJITSU Software Systemwalker Centric Manager」の管理画面上で確認することが可能となりました。

●「Oracle Enterprise Manager」と「FUJITSU Software Systemwalker」の連携機能について
「Oracle Enterprise Manager」と「FUJITSU Software Systemwalker」の連携機能については、富士通株式会社、パートナープログラム「オラクル製品を含むシステムの統合管理」（http://software.fujitsu.com/jp/partner/solution/products/oem_cmgr/ ）をご参照ください。

●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.comをご覧ください。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社　広報室　坂元
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

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