50歳以上の95%は“肌の老化”を実感している 9割が「紫外線ケア」など何らかのセルフケアを実践 “コスト”のかかるケアにも積極的な人が6割
「オレンジページくらし予報」では、全国の50代以上の女性を対象に、「肌の悩み」について調査を実施。年齢による肌の老化を「とても感じている」人が56.9%、「やや感じている」人が38.1%と、合わせて95.0%もの人が肌の老化を実感していることがわかりました。肌の老化を防ぐために何らかのケアを実践している人も89.0%と大多数。また、今行っているセルフケアに加えて、よりコストのかかる積極的な肌ケアを望む人も60.1%いました。
肌の状態は人に与える印象を大きく左右するため、女性にとっては何歳になっても気になるようです。
ダイジェスト
悩みの1位は「シミ・そばかす」。ほうれい線やまぶたのたるみなど、年齢特有の悩みも
肌の老化防止のために実践しているのが「紫外線ケア」
コストのかかる、積極的なケアにも6割が関心あり
悩みの1位は「シミ・そばかす」。ほうれい線やまぶたのたるみなど、年齢特有の悩みも
肌で気になることはひとつでは済まず、ほとんどの人が複数の項目を選択しました。1位は「シミ・そばかす」で、50代以上になると化粧では隠し切れない濃いシミが増えてくるせいかもしれません。また、「ほうれい線」「ほおのたるみ」「まぶたのたるみ」など、若いころにはなかった悩みが上位にランクインしました。
肌の老化防止のために実践しているのが「紫外線ケア」
肌の老化を防ぐためのケアを実践している人は89.0%と、ほとんどの人が何らかの対策をとっています。実践内容は、1位「日焼け止めを塗る」、2位「日傘をさす、帽子をかぶる」と、ともに紫外線対策でした。気になるシミ・そばかすをこれ以上増やしたくないという気持ちの表れと思われます。ほかに、睡眠や食事などの生活習慣に気をつけているという意見も上位に。
コストのかかる、積極的なケアにも6割が関心あり
「今後、肌の老化防止や肌の悩みの改善のために試してみたいものはありますか?」の質問に対しては、60.1%が「ある」と回答。具体的には、「シワ改善などアンチエイジング効果のある化粧品を使う」35.8%、「美肌効果のあるサプリメントを飲む」17.9%、「エステに行く」16.4%、「美肌効果のあるドリンクを飲む」15.7%、「美容家電を使う」12.9%、「美容皮膚科に行く」9.1%などが挙がりました。コストがかかっても、より積極的なケアを取り入れて肌を守りたいと考える人も多いようです。
また、年齢を重ねるとスキンケアのやり方が簡単になる人が多いと思いきや、「変わらない」「念入りになっている」が併せて85.5%という結果に。化粧水や乳液などに加えて、20%以上の人がシートマスクを使用しているというアンケート結果もあり、現代の50代以上の女性は、美容意識が高い人が多いことがわかりました。
加齢による肌老化を実感している50代以上は、セルフケアに積極的であり、アンチエイジングコスメや美容家電への期待は、今後ますます高まることが考えられる結果となりました。
アンケート概要
●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の50代以上の女性(有効回答数318人)
●調査方法:インターネット調査 ●調査期間:2017年9月5日〜9月10日
●「オレンジページくらし予報」について
読者モニター「オレンジページメンバーズ」には、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた“くらしの目利き”たちが数多く所属しています。そんなメンバーたちの声を集めて<次のくらし>を読み解いていくのが「オレンジページくらし予報」です。WEB上でのアンケート調査、座談会など、ご相談に応じて展開いたします。
●『オレンジページ』について
失敗なくおいしく作れるレシピ情報が支持され、今年創刊33周年を迎える生活情報誌。30~40代の主婦を中心に幅広い読者層を誇ります。発行部数=314,050部(2017年印刷証明付発行部数)。