高大連携の深化! 夏休みに成城大学・日本女子大学・東京女子大学の 3大学で「キャンパスビジット」を開催
麹町学園女子中学校高等学校(東京都千代田区/校長 堀口 千秋、以下 本学園)は、現在6大学と高大連携協定を締結しています。この協定の連携活動の一環として、成城大学・日本女子大学・東京女子大学への「キャンパスビジット」を、この夏休みに本学園生徒・保護者対象に開催しました。
背景
AIの進化・普及やグローバル化、少子化に伴う生産年齢人口の減少などに直面する中、そのような社会に対応できる人材を育成しようと、国を挙げて「高大接続改革」が進められています。例えば大学入試では、AO(アドミッションオフィス)入試が「総合型選抜」、推薦入試が「学校推薦型選抜」と改められ、いずれも学力を測るテストなどの活用が必須となっています。
また、各大学が行う個別試験では「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」からなる学力の3要素を総合的に評価することになっています。以前の入試問題は「知識・技能」が中心でしたが、AIの普及・進化に伴う産業構造の変化等により、社会を生きる力として課題解決能力などが求められるようになったことが背景にあります。
その中で本学園では、「高い学習意欲」「学びへの明確な目的意識」「一定の学力」を持った生徒が、第一志望の大学にスムーズに進学できる「高大連携制度」をいち早く整えてきました。
本校の「高大連携制度」について
「イメージが良い」「通いやすい」など表面的な理由で大学を選ぶのではなく、「学びへの明確な目的意識」を持って大学に進学することを目的に、「キャンパスビジット」をはじめとして、大学を理解する機会をさまざまに設けています。
相互の交流と連携を通して、本学園が協定を締結している大学が第一志望であると決めた生徒は、各大学が設定している一定の基準を満たすことで進学することが可能となります。
キャンパスビジットについて
8月6日(土)成城大学
オープンキャンパス開催日のため他の参加者も大勢いる中でしたが、学長の大学紹介の後に本校の参加者用にキャンパス見学ツアーを実施していただきました。その後経済学部教授の小宮路 雅博先生と学生とのトークセッションを行っていただきました。
8月8日(月)日本女子大学
昨年度創立120周年をむかえて建てられた百二十年館にて、来年度新設される国際文化学部や理学部のお話を聴かせていただきました。その後、キャンパス内の屋上庭園や図書館等も案内していただきました。
8月30日(火)東京女子大学
本校と高大連携を結んでいる国際英語学科の模擬授業を受けさせていただきました。『翻訳から見えること』をテーマに、その背景にある文化等を見つめる楽しさを教えていただきました。その後のキャンパスツアーでは図書館やチャペル等を案内していただきました。
参加した生徒の声
「現役大学生の話をたくさん聴かせていただき、大学での学びや生活がどのようなものかイメージができました。」
「化学・生物を自分のアレンジで学習を進めて将来へ繋げていくという話が印象的で、具体的な大学での学びについてふれることができました。」
「留学したいという気持ちはありましたが、『何に関心があり学びたいのかを考えて、留学先を決定すること』を話で聴き、自分も留学に行くだけではなく、留学して何を学びたいのか考えたいと思います。」
「実際にこのキャンパスでご説明いただいた学部の講義を受けてみたいです。」
学園概要
名称 : 麹町学園女子中学校高等学校
※「麹」の字は正式には表外漢字です。
代表者: 理事長 相川 忠洋
所在地: 東京都千代田区麹町3-8
設立 : 1905年9月
URL : https://www.kojimachi.ed.jp/