協和精工株式会社、ヨーロッパ市場進出準備スタート 2017年10月27日、ドイツの展示会で オリジナル国産腕時計ブランド「MINASE」(ミナセ)を初披露 欧州の時計愛好家らに日本ならではの技術と文化を紹介
精密工具メーカーとして創業した総合時計製作メーカー、協和精工株式会社(本社:秋田県雄勝郡、代表取締役社長:鈴木 豪、以下、協和精工)は、自社オリジナル国産腕時計ブランド「MINASE」(ミナセ)をヨーロッパ市場で販売するための準備を2017年10月から開始します。今月、ドイツで開催される時計愛好家らが集まる展示会に出展し、来年からヨーロッパで本格的に販売展開する計画です。
協和精工は、ドイツ・ミュンヘンで開催される「MUNICHTIME」(ミューニックタイム、10月27日~29日)に初めて出展します。「MUNICHTIME」は本年2017年で第10回を迎え、出展ブランドが潜在的な顧客も含め消費者に直接出会う場を提供することを目的としています。来場者は時計愛好家、コレクター、報道関係者、そして時計について先端的な情報を発信したいブロガーです。
「MUNICHTIME」において、協和精工は「MINASE」シリーズの最新モデルでオリジナルムーブメント搭載の「Seven Windows」(セブンウィンドウズ)を、日本に先立ち発表します。また、日本では販売していないヨーロッパ市場特別仕様のパラジウムモデルや、世界的ウォッチ エングレーバー(彫金師)金川 恵治氏が「MINASE」に彫金を施した芸術作品ともいえる一点ものの高級腕時計を展示し、日本の繊細な文化と高い技術を披露します。
協和精工は「MUNICHTIME」での反響を参考にヨーロッパ市場の動向を研究し、具体的な販売計画を策定します。2018年にはスイスを中心にヨーロッパで「MINASE」を販売する予定です。
「MINASE」に関するお問い合わせ先
協和精工株式会社
担当: 北澤 浦田
電話: 04-7157-4649(MINASE専用電話回線)
FAX : 04-7147-7772
mail: info@kyowaseiko.co.jp
「MINASE Seven Windows」概要
ブランド名称
「MINASE Seven Windows」(ミナセ セブンウィンドウズ)
仕様
ムーブメント :KT5001(オリジナルムーブメント)、手巻き、
120時間パワーリザーブ、34石、
防水性 :日常生活防水 5気圧
ケース材質 :ステンレス
ブレスレット材質:ステンレス(MORE構造)
ガラス :サファイアガラス
ケースサイズ :横39.0mm×縦48.5mm×総厚14.5mm
総重量 :169g
限定生産 :40個
販売予価 :8,680スイスフラン~ (日本円:約998,000円~)
〇「MINASE Seven Windows」
「MUNICHTIME」出展 金川 恵治氏彫金作品
「MUNICHTIME」では、赤銅の文字盤に桜と雪のエングレービングが施されたバージョンを発表。購入者には好きな言葉を漢字1文字(「愛」、「和」など)に置き換えて彫刻するサービスも実施予定。写真は、ヨーロッパで人気の忍者にちなんだ「忍」を彫刻したもの。
〇金川 恵治氏彫金作品
■協和精工とは http://www.kyowaseiko.co.jp/
協和精工株式会社は、1963年東京で精密工具メーカーとして創業し、1973年に秋田県湯沢市に工場を設立。同社が製造する、精密微細工具、cBN工具、PCDダイヤモンド工具などは自動車業界、半導体業界、金型業界、部品加工メーカーをはじめ、スマートフォン、自動車のエンジン、航空機、医療機器、注射針の穴開けなどの製造現場で普及。時計製造にもその技術力は活かされ、特にリューズ部分の穴開けに用いる特殊な段付ドリルは時計業界をはじめ広く浸透。時計のケース製造でも確固たる地位を確立し、1996年には、時計の設計開発から製作までの総合時計製作メーカーとなり、2005年「MINASE」(ミナセ)ブランドを創設。精密加工と研磨技術の融合により、世界に誇る高品位の時計を製作。日本独特の匠の技で秋田県皆瀬から世界を目指す。
商号 :協和精工株式会社
設立 :1963年8月
代表取締役社長:鈴木豪
本社 :〒012-1103 秋田県雄勝郡羽後町林崎字三ツ盛34-1
事業内容 :精密刃工具製造販売、腕時計製造販売