シェアリングエコノミー配送アプリ 「DIAq(ダイヤク)」「KitchenBASE(キッチンベース)」と 連携したフードデリバリーを本格的に開始
株式会社セルート(代表取締役:高木 惠理)は、シェアリングエコノミー配送アプリ「DIAq(ダイヤク)」が公開しているAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)を通じ、株式会社SENTOEN(本社:東京都千代田区、代表:山口 大介)が展開するクラウドキッチン「KitchenBASE(キッチンベース)」と連携。台東区浅草の2施設から食事をデリバリーするサービスを本格的に開始しました。導入施設は今後、随時拡大する予定です。
連携の背景
株式会社SENTOENが運営する「KitchenBASE(キッチンベース)」は、国内最大規模のクラウドキッチンです。食事のデリバリーとテイクアウトに特化したサービスを提供しています。
クラウドキッチンとは、レストラン運営を効率化してデリバリーの生産性向上を図る、飲食DXのビジネスモデルです。一般の飲食店とは異なり、客席を設けず、デリバリーをメインに食事を提供します。一つの拠点に複数の店舗が入るのが基本のスタイルで、これにより入居店舗とユーザー、デリバリーの三方向に多様なメリットが生まれます。例えば、ユーザーが同じクラウドキッチンにある複数の店舗でオーダーした場合もまとめて集荷できる※ため、効率良く商品を届けることができます。
※一部、連携に対応していないデリバリープラットフォームもございます。
現在、さまざまなフードECプラットフォームがデリバリーを代行していますが、配送に求めるリードタイムやサービスレベルを独自に細かくカスタマイズするのは難しいのが現状です。また、時間帯によって業務量の波動が大きいため、店舗独自でデリバリースタッフを確保するのも容易ではありません。
今回のAPI連携は、そうした課題の解決につながるものと考えています。物流における長年の経験をもとに、まずはKitchenBASEの2施設を拠点とした配送網を構築し、入居店舗間の連携に貢献しつつ、よりユーザーのニーズに沿った効率の良いフードデリバリーサービスの提供を実現します。
株式会社SENTOEN 代表の山口様のコメント
「この度は、セルート様とデリバリーのさらなる発展に向けてご一緒させていただくことができ、大変光栄に思っております。以前は弊社の人員やシステム面などが整っておらず、ご提供が難しかったサービスも、今回レベルアップさせて実現することができました。改めてご一緒できたことを大変嬉しく思います。
新型コロナの収束の兆しが見られるとする意見もあるなか、多くのお客様からデリバリーに対する不安の声をいただきました。ですが、KitchenBASEは東京で8施設、大阪で1施設と急成長を遂げており、オーダー状況も上昇傾向にあります。海外諸国を見渡せばコロナのピークを上回るオーダー数が出ており、今後予想されるデリバリー需要の高まりも踏まえ、今回の取り組みがサービスのさらなる拡大につながると確信しております」
配送クラウドソーシングアプリ「DIAq」について
DIAqは、自転車で通学する学生、買い物に行く主婦、出前の原付から個人事業主のプロドライバー、バイク便のプロライダー、自転車便のプロメッセンジャーまで、多種多様な人たちが「移動時間」や「空き時間」を使って荷物を運ぶことができるプラットフォームアプリです。アプリを通じて、シェアリングエコノミーによる、効率が良く持続可能な次世代の物流プラットフォームの提供を目指します。
DIAq(ダイヤク)公式サイト: https://www.dia-9.com
運営会社について
会社名: 株式会社セルート
設立 : 1984年11月
代表者: 代表取締役 高木 惠理
本社 : 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-31-18
資本金: 5,000万円