株式会社クライム、米 N2WS社のマルチクラウド対応の次世代バックアップ・ソリューション『N2WS Backup & Recovery Ver4.0』のリリース開始

2021-09-13 09:30

株式会社クライム(本社：東京都中央区)は米国 N2WS社が開発したマルチクラウド対応の次世代バックアップ・ソリューション「N2WS Backup & Recovery」の最新バージョンVer4.0のリリースを9月13日から開始することを発表しました。

N2WS Backup & RecoveryはWebインターフェイスでAWS環境上でのバックアップ／リカバリ／災害対策を提供します。EC2インスタンスやRDS/Aurora、RedShiftといったAWS環境で実行されるワークロードをAWSネイティブのスナップショットを活用し、簡単、確実に保護できます。

N2WS社ではマルチクラウドのサポートに力を入れており、Ver4.0からAWS環境に加え、Microsoft AzureもN2WS Backup & Recoveryコンソールの一部に追加されました。Ver4.0ではマルチクラウドのバックアップとリカバリを一括管理できるようになり、N2WS Backup & Recoveryの利便性が一段と充実しました。これによりマルチクラウド環境でAzureとAWSの両方のワークロードを使用している企業にとっては、バックアップ・ソリューションの有力なオプションとなります。

主なN2WS Backup & Recovery Ver4.0新機能

・N2WS Backup & RecoveryでのMicrosoft Azureのサポート開始

N2WS Backup & Recoveryでは、最新のVer4.0から、単一のダッシュボードでAWSとAzureの両方を含むマルチクラウドを一括管理できるようになりました。これは企業の効率性、コスト、セキュリティにとても重要な意味があることは言うまでもなく、またバックアップの完全な透明性を確立して、コンプライアンス上の要件を満たすのにも役立ちます。

・RDSスナップショットをAmazon S3にアーカイブが可能に
N2WS Backup & RecoveryのVer4.0では、データライフサイクル管理が拡充され、RDSスナップショットのS3への保存がサポートされるようになりました。今回はMySQL RDSスナップショットのサポートが追加されましたが、今後さらに他のRDSスナップショットへもサポートが拡大される予定です。

・Amazon Aurora Serverlessのサポート
Amazon Aurora Serverlessは使用状況に応じて自動的にスタートアップまたはシャットダウンができ、リソースのスケーリング、メモリ、CPUなどをアプリケーションのニーズに合わせて処理できるので、サーバーレスはクラウドコンピューティングの未来を担う技術です。
N2WS Backup & RecoveryのVer4.0では、このAmazon Aurora Serverlessをバックアップターゲットに指定できるようになりました。

・AWS SSMエージェントのサポート
AWS System ManagerはAWSの運用を中央管理するハブで、リソース全体の運用上の問題を一元的に追跡、解決、自動化できます。
N2WS Backup & RecoveryのVer4.0では、AWS SSMエージェントを使用して、Windowsマシンでアプリケーションの整合性を保つバックアップを実行できるようになりました。