『就職ジャーナル』就活生のリアルがわかる「学生×シゴト総研」「エントリーシート、どのくらい通過するもの?」アンケート結果大公開
株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:柏木 斉)が運営する1日10分の社会勉強サイト『就職ジャーナル』(http://journal.rikunabi.com/)は、就活中の学生の最新情報がわかる連載「学生×シゴト総研」を公開しております。
今回は「エントリーシート、どのくらい通過するもの?」をテーマに調査を実施いたしました。
▼「エントリーシート、どのくらい通過するもの?」記事はこちらから
http://journal.rikunabi.com/student/souken/souken_vol131.html
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■エントリーシートを提出した社数は平均27.1社。
そのうちエントリーシートが通過した会社数の平均は16.4社という結果に。
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大学4年生・大学院2年生602人を対象に、アンケート調査を実施。
(調査協力:株式会社クロス・マーケティング、調査期間:2012年2月11日~12日)
志望企業へのエントリーが進むこの時期は、その先の選考に進めるかどうかが気になるもの。そこで今回は、就活を経験した大学4年生・大学院2年生を対象に、提出したエントリーシートのうち、どのくらいが選考を通過したのかについて尋ねました。
まず、エントリーシートを提出した会社の数を尋ねたところ、平均は27.1社となり、昨年同時期の27.3社とほぼ同水準といえる結果となりました。内訳を見てみると、56.0%と半数以上の学生が20社以下である一方で、51社以上にエントリーシートを送ったという学生も11.6%いることがわかりました。属性別に見てみると、女子学生・学部生・文系学生の方が、男子学生・大学院生・理系学生よりも多くエントリーシートを提出している傾向が見られ、特に文系学生の平均31.4社に対し、理系学生は19.4社と、文系学生のほうが約1.5倍のエントリーシートを提出していることがわかりました。
次に、エントリーシートが通過した会社の数について尋ねると、平均は16.4社。昨年同時期の調査では14.9社だったので、約1.5社分増えているという結果となりました。内訳を見てみると、47.8%の学生が10社以下である一方で、12.0%は31社以上となりました。また、属性別に見ると、男子学生・学部生・文系学生の方が、女子学生・大学院生・理系学生よりも通過したエントリーシートが多い傾向が見られた他、提出数と同様に、やはり文系と理系の間に有意な差が見られました。
さらに、提出した会社の数に対する、通過した会社の数の割合(通過率)を求めたところ、全体の平均は66.0%に。昨年同時期の調査では56.2%だったので、通過率は良くなっているといえる結果となりました。属性別では、概して男子学生(70.7%)、大学院生(70.1%)、理系学生(71.5%)の方が通過率が高い傾向が見られました。
また、提出した社数別では、10社以下の学生で通過率78.7%、25社以下が72.6%、51社以下で68.2%、50社以上なら50.2%と、提出した社数が少ないほど通過率が高いことがわかりました。
最後に、エントリーシートを書く上で大切だと思うことについて具体的に挙げてもらったところ、「結論から先に書き、その後に説明や根拠を。『30人の部員をまとめた』など具体的な数字を引用すると説得力が増す」「読む人の身になって、色や小見出しを使ってわかりやすく書くこと。単に読みやすくなるだけでなく、相手に配慮ができるという印象も与えられると思う」といった具体的な書き方から、「必ず友達や家族に添削してもらう。自分では気づかない点を指摘してもらえる」といったチェック法に至るまで、就活を通じて通過しやすいエントリーシートの書き方を体得した就活生たちの姿が浮かび上がる結果となりました。
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