犬を購入してすぐに病気になった!購入先への責任や保証は?

ペットブーム最前線の頃と比べて現代ではペットの飼育頭数が減少しています。しかし、ペットに関しての相談件数は変わっていません。そして沢山ある相談内容の中でも「購入後の愛犬の状態について」の相談が後を絶たちません。
今回は、犬を購入後すぐに病気になってしまった件について対処法を解説していきます!

購入後に体調不良に気づいた時の対処法

わんちゃんを購入した時点で病気にかかっていた場合、治療費の請求やわんちゃんの購入費用すべてをペットショップに返還するように求める事ができます。
しかし、「購入前に交わした契約書の内容に反していない。」と治療費の請求や購入費用の返還に応じてくれないペットショップも多いようです。

異変に気づいたらまずは病院へ!

わんちゃんを購入後、体調を崩しているような様子に気づいた場合、すぐに動物病院へ受診しましょう。

必ず診断書を書いてもらいましょう!

診断してもらった結果、購入した時点(ペットショップに居たころから)で病気にかかっていた場合は診断書を作成してもらいペットショップに提出する必要があります。

どのタイミングで発症していたのかが重要!

購入後に病気を発症した場合、購入先へ損害賠償は請求する事はできません。しかし購入前から発症していたと分かれば、損害賠償を請求する事ができます。
購入前から発症していたと分かった場合は、診断書を書いてもらう際に獣医さんへ事情を説明して、病気になった原因や購入した時点で発症していたという事実を細かく書いてもらうようにしましょう。

診断書を購入店へ持っていく

診断書を書いてもらったら、ペットショップに持っていきましょう。その際に、治療費請求や購入費の返還などの要望を伝えましょう。

要望に応じてくれない時の対処法

売買契約書には「購入後に病気や障害がわかった場合でも一切責任を負いません」と記載しているので、応じられない
売買契約書には「購入後に病気や障害がわかった場合でも一切責任を負いません」と記載しているので、応じられない

売買契約書には〇%まで保証すると記載しているのでそれ以上はできない
売買契約書には生体の返却・交換は一切応じないとしているので応じられない

上記のように、売買契約書に記載しているからあなたの要求には応じられないと言われてしまう事が多く、飼い主さんは泣き寝入りしてしまうケースが多いです。

何を言っても応じてもらえない場合…

知っている方もいるかと思いますが、実は売買契約書に「どんなことがあっても責任は負えない」などの内容が書かれている場合でも、消費者に一方的に不利な条項とみなされ無効になる場合があります。
何を伝えても応じてくれない場合は、裁判を起こすしかありません。この時により有利となるには「いつのタイミングで発症していたか」が重要となります。まずは、売買契約書をもって弁護士へ相談してみましょう!

実際に体験したこと…

実は私の家族が、あるペットショップでわんちゃんを購入して1週間も経たないうちに急に倒れ、病院へ行くと先天性の病気が発覚して購入先のペットショップへ治療費の要求をした苦い経験がありました…。
病気発覚後に親が診断書を貰いペットショップに伝えると「契約書にも記載しているが、一切対応できません」といわれてしまい、そのまま見殺しにする事ももちろんできなかったので、手術や入院費合計40万円と高額でしたが、こちらで負担する事となりました。
その頃私は小さく何もわからなかったのですが、今となって思い出すと「悔しい」という気持ちでいっぱいです。もちろん愛犬は手術のおかげで元気いっぱいに今でも過ごせてます。
少しでもこのような悔しい体験をする人を減らしたり、悪徳なペットショップを減らす事ができればなと心から祈っています。

まとめ

いかがでしたか?
私や私の家族のように、知識がないと泣き寝入りしてしまう事になってしまいます。この記事を今見て頂いている方は、実際に体験してしまい、今からどうすればいいのかわからない人や、今からわんちゃんを飼おうと考えている人が多いかと思います。
少しでもこの記事があなたの役に立てたらなと思いながら書いたので、参考になれば幸いです!


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