神奈川の賃貸住宅「フロール元住吉」公式視察会を毎月開催

グッドデザイン賞受賞“生涯賃貸住宅”をフィールドとしたコミュニティ醸成

2020年度グッドデザイン賞を受賞した、賃貸住宅「フロール元住吉(神奈川県川崎市中原区西加瀬5番1)」にて、毎月1回、公式視察会を開催いたします。公式視察会ではフロール元住吉内の各施設をご案内し、担当者から取り組みの背景をご説明いたします。

フロール元住吉

実施概要

日程  :原則として毎月第3金曜日の午前中
     ※本年度は、2021年1/15(金)、2/19(金)、3/19(金)
      いずれも10時から開始予定
所要時間:2時間程度
内容  :・フロール元住吉の事業経緯、内容の説明
     ・現地視察(シェアラウンジ等の共用部、となりの.)
     ・質疑応答など
参加費用:3,000円/人(資料、1ドリンク付)
申込  :となりの.Webサイト お問い合わせに
     「フロール元住吉視察会 参加希望」と記入の上、
     参加希望日時、人数などをご連絡ください。

※上記日程以外で視察をご希望の際は費用や内容を一部変更させていただく場合がございます。
※感染症対策のため、団体での参加希望の場合、人数の調整をお願いすることがございます。

フロール元住吉とは

フロール元住吉は、築67年経過していた神奈川県住宅供給公社の賃貸住宅団地の建替事業で誕生しました。「自由だけど、ほど良い人付きあいがある」暮らしを実現することを目的として、入居者のコミュニティ醸成を担う管理員「守人(もりびと)」が昼間常駐しています。守人は日常の管理業務や見守りに加えて、入居者専用シェアラウンジや中庭で行うコミュニティイベントの企画運営も行っています。

1階の地域交流スペース「となりの.」では、建設中に地域住民に行ったヒアリングから着想し、地域の困りごと解決として放課後の子供の居場所づくり・宿題見守り事業を実施。本格的な珈琲を楽しめるコーヒースタンドも併設しており、コワーキングカフェとしてもご利用いただけます。

入居開始時期と新型コロナウイルス感染拡大が同時期となり、シェアラウンジはリモートワークをされる入居者に日々活用されています。守人が主催する小イベントをきっかけに、ほど良い人付きあいができはじめています。

グッドデザイン賞の評価

2020年度グッドデザイン賞では、「近年では、共用部を作り込むことによって全体の価値をあげるような共同住宅は増えてきたが、この計画は賃貸住宅でこうした挑戦をおこなっていることが素晴らしい。テナント料重視でない、地域医療・NPO・学生といった多様な立場の人をつなげるハブとしての共同住宅に、新しい可能性を感じる。運営的な観点からスタートしたものが、大きな庇の外部空間など、実設計にも結実していることも大きなポイントだ。」と評価いただきました。時代の変化に応じて家族が暮らしを変化でき、賃貸でも地域に馴染むこと、居住者も地域も幸せであることを目指して引き続き運営してまいります。

参考:
グッドデザイン賞受賞ページ
https://www.g-mark.org/award/describe/50843?token=fGZrcpZWZn
グッドデザイン賞受賞にあたってのプレスリリース
https://www.kanagawa-jk.or.jp/news/?id=836
となりの.Webサイト
https://www.tonarino-motosumi.jp/

物件概要

交通    :東急東横線「元住吉」駅徒歩8分
総戸数   :153戸
募集対象戸数:143戸
       (総戸数153戸のうち、10戸は公社所有の建替団地移転者用住戸)
構造・規模 :壁式ラーメンプレキャスト鉄筋コンクリート造・地上6階建
家賃    :月額99,400円~199,300円(募集対象住戸)
共益費   :月額11,000円
管理開始  :2020年2月
設計・施工 :大成ユーレック株式会社

空間構成
シェアラウンジ
となりの.
守人(もりびと)
「となりの.」コワーキングカフェ
「となりの.」レンタルスペース
レンタルボックス「となりの.おはこ」
「となりの.」放課後サポート
「となりの.」運営スキーム
共用部のデザイン
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