令和4年4月開校の「東京都立小台橋高等学校」が 2期生向け学校説明会を開催 ~安心できる環境で、令和の時代にふさわしい学びを提供する学校~
東京都立小台橋高等学校は、2期生向け学校説明会を令和4年10月16日(日)より、計4回にわたり開催いたします。
本校は令和4年4月に、都内6校目のチャレンジスクールとして開校しました。不登校や中途退学などで、これまでの学校生活では個性や能力を十分に発揮できなかった生徒でも、一人一人が安心して存分に学ぶことができる時と場を提供しています。中でも、心の健康面の支援については、(1)交流プログラムの充実、(2)相談の体制や問題解決の体制の充実に力を入れ、教育活動をおこなっています。
(1)交流プログラム
小台橋高校では入学直後の1か月を利用して、人と人との交流をしやすくするためのプログラムを実施しています。「1人での活動」→「1対1の対話」→「グループで話をする」と段階をつけながら、他人とのコミュニケーションを向上させることを目標に、すべての教科で様々な活動に取り組みます。例えば国語では人の話に耳を傾ける方法、公共の時間には感情をマネジメントする方法、保健ではストレスについて理解することを学習します。今年度は「グループで話をする」の実践として、校外学習で上野・浅草へ行き、ウォークラリーを体験しました。
(2)相談体制の充実
毎週定例で開催される教育相談委員会には、クラス担任や教育相談担当の教員、スクールカウンセラーやユースソーシャルワーカーが参加し、生徒情報の共有を図り、学校全体として問題解決に取り組んでいます。専門家の方々には、教育分野に関する知識に加えて、社会福祉などの専門的な知識・技術を用いて困っている生徒が置かれた様々な環境に働きかけたり、関係機関などとのネットワークを活用したりして支援をいただいています。カウンセリング室の設置など、気軽に相談できる環境を作ることで、生徒が一人で「迷い」や「悩み」を抱えないように注意しています。
小台橋高校は東京都教育委員会より「TOKYOデジタルリーディングハイスクール研究指定校」に指定されており、令和の時代にふさわしい学び―教育のDX―を実現しています。入学した生徒は全員2in1パソコンを購入し、クラウドサービスのアカウントが付与されます。入学直後はパソコンの操作に戸惑う姿も見られましたが、7月に実施された「本物体験(自分の進路希望に応じた訪問先に行き、実際に「見て」「触って」「作って」「感じて」くる体験行事)」をプレゼンテーションソフトにまとめ、文化祭における成果発表を作り上げることができました。これらの活動をスムーズに行うためのICT環境は整っており、校内Wi-Fiはもちろんのこと、動画編集を希望する生徒のための「グリーンバックスタジオ」を完備したデザイン実習室も設置されています。また、最先端技術として「AI教材」や「VR教材」の研究にも取り組んでいます。
学校説明会では、以上のような小台橋高校の特徴をコンパクトにまとめた説明に加え、令和5年度入試に関する詳細についてお話させていただきます。小台橋高校を第一志望に考えている方はもちろん、他校と比較している方、総合学科ならではの幅広い科目から学びを深めたい方など、説明会へのご参加お待ちしております。
◆学校説明会開催日
第1回 令和4年10月16日(日)
第2回 令和4年11月27日(日)
第3回 令和4年12月11日(日)
第4回 令和4年1月8日(日)
◆対象
小台橋高校への入学を希望・検討されている生徒および保護者
◆各回の開催スケジュールと定員
第1部 09:30~(開場09:00) 60組(1組2名まで)
第2部 12:15~(開場11:45) 60組(1組2名まで)
第3部 14:30~(開場14:00) 60組(1組2名まで)
◆説明会の内容
- 全体会(60分程度)
(1)校長挨拶
(2)本校の教育活動について
(3)入学者選抜について
*(3)の入学者選抜についての項目は変更となる場合があります。
- 個別相談(希望する方のみ)
◆申し込み期間
第1回の申し込みは締め切りました。第2回以降の説明会については、開催日の一か月前からの申し込み開始を予定しています。詳細はホームページで確認ください。
*各部での申し込み数が定員に達し次第、締め切らせていただきます。
◆申し込み方法
ホームページより、インターネットによる申し込みで先着順位の受け付けとなります。
*申し込みのないまま当日来校された場合、説明会にご案内できません。
その他の詳細についてはホームページをご覧ください。
HP: https://www.metro.ed.jp/odaibashi-he/
学校概要
学校名 :東京都立小台橋高等学校
所在地 :東京都足立区小台2-1-31
課程・学科・部:定時制課程総合学科(単位制)。
午前部・午後部・夜間部の三部制。
校長 :杉森 共和
設立 :令和4年4月
概要 :「都立高等学校改革推進計画・新実施計画
(平成28年2月東京都教育委員会)」により計画された
都立高等学校で6番目のチャレンジスクール。
チャレンジスクール
小・中学校時代に不登校経験を持つ生徒や長期欠席等が原因で高等学校を中途退学した者等を主に受け入れる総合学科・昼夜間定時制三部制(午前部・午後部・夜間部)の高等学校で、他部履修により3年での卒業も可能とします。