7月第3週月曜日は「漁師の日」～漁師の日に漁師になろう～　夏休み自由研究大作戦企画「漁師の仕事！知る授業」開催

「海の日」＝「漁師の日」　漁師という職業がより身近になり、チャレンジする若者が増えることに期待！

2023-07-06 11:00

　日本人の漁師の担い手確保・育成を目的に活動をしている、一般社団法人全国漁業就業者確保育成センター(以下「漁師.jp」)(代表理事会長：小坂智規、所在地：品川区上大崎)は、昨年2022年7月18日に、海の日と同日である7月第3週月曜日を「漁師の日」と登録し、一般社団法人日本記念日協会より認定を受けました。
　この度、2023年7月に「漁業就業支援フェア2023」の開催が決定。また、7月17日(月・祝)東京、7月22日(土)大阪の2会場では“夏休み自由研究大作戦企画「漁師の仕事！知る授業」”も開催いたします。小学生の夏休みの自由研究にぴったりな内容で、親子で楽しめるイベントとなっております。

URL： https://ryoushi.jp

　「漁師になることが子供のころからの夢でした」「一度きりの人生、好きなことを仕事にしたい」と目をキラキラさせてチャレンジする若者が、漁師.jpの開催する漁業就業支援フェアなどに参加し漁師を目指しています。
　漁師.jpは、漁師の担い手確保育成を目的に2012年1月に設立し、漁業就業支援フェア(漁師と漁師希望者のマッチングイベント)やオンラインセミナーの開催、水産系高等学校等での漁業ガイダンスの開催等、様々な取り組みを通じ、漁師の担い手不足の解消に取り組んでいます。それと同時に、漁師になる夢を叶えた若者が、長く働き続けられるよう取り組みをしています。

　昨年の7月に、海の日と同日の7月第3週月曜日を「漁師の日」と一般社団法人日本記念日協会に登録しました。毎年「漁師の日」には漁業就業支援フェアを開催することでイベントの認知度向上を目指します。また、より多くの国民の皆様が、漁師という職業を敬い、チャレンジする若者が増えるよう様々な企画に取り組んでいます。
　食料の安定供給が重要な課題として注目される中、日本は世界的にも豊富な水産資源を有し、また世界の海で遠洋漁業を行っています。その水産資源確保の担い手である漁師の人数は年々減少しています。先般、農林水産省より2022年11月1日現在の漁業就業者数は123,100人、前年より6,220人減と公表されました。漁業就業者数は毎年減少しており、20年前の2002年243,330人と比較すると約12万人減となっています。しかし25歳以下の漁業就業者数は2002年4,950人に対し2022年5,570人と増加傾向にあり、一定数の若者が新たに漁師になっています。(平成14年漁業就業動向調査、令和4年度漁業構造動態調査による)

「漁師の日」登録の目的

　漁師という職業が広く普及し、チャレンジする若者が増えることを期待しています。また、漁師にとっては家族と共にゆっくり過ごす日となることを願っています。

「漁師の日」のイベント開催の目的

　本年5月に漁師.jpが独自に全国の漁師に調査した「生まれ変わっても漁師になりたいですか？」というアンケート(漁師まるごとアンケートの一部)では、回答のあった現役漁師214人中140人の65％が「生まれ変わっても漁師になりたい。」と回答しました。3Kと言われることのある現場での仕事ですが、実際には“達成感がある”、“毎日がワクワクする”といった声も多く、SDGsの開発目標の一つである「海の豊かさを守る」ことにも直接的に繋がることのできるやりがいのある素晴らしい職業です。
　「漁師になりたい」といってもどうやったらなれるのかわからないという若者も多く、そういった若者にとっても、漁業界にとっても、当フェアはとても重要なイベントとして注目されています。

　今年の「漁師の日」はぜひ漁業就業支援フェアにお越しください。

2023年「漁師の日」のイベント

漁業就業支援フェアの開催　東京都立産業貿易センター浜松町館
　※イベント概要は下記の通り

夏休み自由研究大作戦企画「漁師の仕事！知る授業」の開催
　7月17日(月・祝)東京、7月22日(土)大阪で開催する漁業就業支援フェア会場内のガイダンスコーナーで14時30分より小学生を対象とした夏休み自由研究大作戦企画「漁師の仕事！知る授業」を開催します。
お申込み不要・参加費無料で気軽にご参加いただけるイベントです。小学生の夏休みの自由研究にぴったりな内容で開催するので、会場にお越しいただき「漁師の日」に関する情報を参考に、自由研究対策として活用していただくのもおすすめです。
　会場内の資料コーナーで全国から集まった漁業に関する資料を見たり、各相談ブースにいる漁師さんに直接お話したり、漁師について楽しく学んでいただけます。

　今年の夏休みは「漁師の日」について学び、夏休みの自由研究をササっと片付けて、夏の海にくり出そう！

企画運営：漁業人材デザイナー　馬上敦子
ゲスト　：水産庁漁政部企画課漁業労働班