常石鉄工 工場騒音をテーマにコンプライアンスセミナーを開催

2018-03-09 13:00

 常石鉄工株式会社(所在地:広島県福山市沼隈町常石1083番地、代表取締役社長:岡本章)は2月28日(水)、工場騒音の規制をテーマに管理職向けのコンプライアンスセミナーをツネイシホールディングス株式会社と協同で開催しました。本社事業部、草深事業部から20人が参加し、TV会議システムを通じて福岡県の若松スティール工場の管理職も受講しました。

 セミナーでは、全国および福山市における騒音の状況を把握したうえで、法律で定められている騒音規制の基準値を再確認しました。また、常石鉄工の事務所や工場の近隣で音の大きさ(デシベル)を計測した調査結果が報告され、実際に発生している音のレベルを共有しました。さらに、騒音は「感覚公害」と呼ばれており、単に法律で定められている騒音規制を順守するだけでなく、近隣住民とのコミュニケーションが重要であり、夜間等にやむを得ず工場を稼動する場合には事前に説明や協力依頼をするなどして、近隣住民と良好な関係を築くことが大切だと説明がありました。

 参加者からは「夜間に扉や窓の開閉状況を確認するなど、近隣への気遣いの重要性をさらに理解した」「騒音だけでなく、周辺に不快感を与える要素を減らさなければならない」といった感想が寄せられました。

 常石鉄工では、2カ月に1度のペースでセミナーを実施し、社員のコンプライアンス意識の向上を図っています。

〈常石鉄工株式会社〉
船体ブロックや船尾骨材など各種艤装品を製作し、常石造船と海外の造船事業現地法人への供給や艤装工事を担っています。造船事業のほか、浮桟橋や橋梁などの陸上構造物も製造。2014年4月に稼働開始した若松スティール工場(福岡県北九州市若松区)では、電気炉など大型設備を活用した鋼塊、鋳鋼品製造事業を展開し、素材から加工まで一貫生産体制を整えています。

URL:http://www.tsuneishi-iw.jp/

代表取締役社長: 岡本 章
事業内容 : 舶用製缶・機械加工・パイプ一品管製作および艤装工事、鋼塊・鋳鋼品製造
設立 : 1963年(昭和38年)1月
資本金 : 1億円
従 業 員 : 276人(2017年12月時点)
事業拠点 : 
本社事業所(広島県福山市)
草深事業部(広島県福山市)
若松スティール工場(福岡県北九州市若松区)
関連会社 : 
TSUNETETSU (CEBU), Inc.(フィリピン、セブ島)
常石(舟山)鉄工有限公司(中国浙江省)
TSUNEISHI PARAGUAY IRON WORKS S.R.L(パラグアイ、セントラル州)

― 本件に関する問い合わせ先 ―
常石鉄工株式会社
本社事業部 営業部 
TEL : 084‐987‐1321

身近な音量の例として時速40kmで走行中の車内の騒音を測定
実際に常石鉄工 草深事務所で測定した音の大きさを紹介
指定地域ごとに定められた騒音規制の基準を示す資料
ツネイシホールディングス 法務・コンプライアンス部の社員が講師を務めた
2カ月に1度開催される常石鉄工のコンプライアンスセミナー
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