日本オラクル、企業の経営管理高度化を支援するパートナーコミッティを発足
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は、企業の経営管理高度化と情報基盤構築を実現するための提案力強化とパートナー間協業を促進するためのパートナー支援策として「Oracle EPM/BIパートナーコミッティ」を発足することを発表します。
「Oracle EPM/BIパートナーコミッティ」は、パートナー各社による企業の経営課題解決に向けた最適かつ速やかな提案に必要なスキルやノウハウなど、EPM/BI製品に関する専門性を高め、EPM/BI市場における競争優位性を不動のものとする目的で発足するものです。これにより、オラクルの経営管理アプリケーション製品群「Oracle Hyperion Enterprise Performance Management」(EPM) とビジネスインテリジェンス(BI)製品群「Oracle Business Intelligence Suite」による経営管理システムの構築をパートナーが確実に行うことが可能になります。さらにパートナー間協業の促進による新たな商機の開拓にも役立てていきます。
「Oracle EPM/BIパートナーコミッティ」の活動は、オラクルからの営業支援や技術支援、ビジネスの立上げ、各パートナー主体の取り組みやパートナー同士の協業により実施されます。これらの活動を通じてオラクルのEPM/BI製品のパートナーエコシステムを確立し、IFRSへの対応、グループ経営管理、事業計画基盤や全社的な情報活用基盤の整備などに向けたパートナーとの協業強化を目指します。
「Oracle EPM/BIパートナーコミッティ」の主な活動内容は以下のとおりです。
1.企業の経営課題解決に迅速に対応できる提案力とソリューションの拡充と拡販
予算計画、予実管理や業績予測が可能な事業計画アプリケーション「Oracle Hyperion Planning」をベースにしたパートナーのもつテンプレートの拡充とそれによる営業活動を支援するプログラムを実施します。特に中堅規模企業を対象にしたプログラムで、低価格で早期稼働開始を実現する短期導入型のテンプレートと特定業種や業務に特化したテンプレートの2種類を拡充していきます。
連結管理アプリケーション「Oracle Hyperion Financial Management」をベースにパートナーと日本オラクルが協業し、提案活動と導入支援を行うプログラムを展開します。パートナーと日本オラクルが共同で、連結管理システムの導入を検討しているお客様を対象に経営課題と業務課題、改善要件、システム全体の構想、導入アプローチと期待効果、導入スケジュールを提示する1日の無償診断サービスを提供します。さらに、提案、導入に関するノウハウを基盤に連結管理システムを短期間で導入できる枠組みを構築し、円滑なシステム構築に役立てていきます。
「Oracle Business Intelligence Suite」を活用した企業の全社的な情報可視化、活用基盤の構築することにより、BI基盤として高いROI(Return On Investment:投資対効果)を実現します。またパートナーと日本オラクルがノウハウと経験を基に構築した業界別、業務別のテンプレートを提供し、短期間でのリスクの低い導入を実現します。
2.技術支援活動
「EPM/BI Optimization Training(オプティマイゼーション・トレーニング)」:「Oracle EPM/BIパートナーコミッティ」参画メンバー限定で、オラクルのEPM/BI製品のトレーニングを提供し、EPM/BI製品に関する提案力と技術力でのスキル向上を目指します。デモンストレーション環境の構築方法、最適な提案方法、新製品や新機能の紹介など最新の内容で2ヶ月に一回実施します。
新製品事前検証プログラム:新製品の市場投入前に、参画パートナーを対象に新製品のリリース前検証を展開します。「EPM/BIパートナーコミッティ」の参画パートナーの中から事前検証プログラムへの参加を募り、迅速な製品知識の習得の機会を提供します。
3.パートナー同士の協業支援
「Essbase Forum (エスベース・フォーラム)」:ビジネス・インテリジェンス(BI)に必須であるオラクルの多次元データベース「Essbase」および事業計画アプリケーション「Oracle Hyperion Planning」の導入経験をもつ技術者による技術情報交換会「Essbase Forum」を立ち上げます。オラクルのEPM/BI製品の基盤技術である「Essbase」に関するパートナーの製品技術力の向上と、取扱い可能な技術者の拡充を目的としたパートナー主導の活動です。
「EPM/BI Consultant Network(EPM/BIコンサルタント・ネットワーク」:EPM/BIの導入支援コンサルタント同士の連携と協業を支援するプログラムです。パートナー向けミーティングを四半期に1回開催し、実際の導入作業における協業の成果や継続的なパートナー間の情報交換を促します。パートナー同士がお互いの強みを活かした経営管理ソリューションを組み合わせて顧客に包括的に提案していくことも支援します。パートナー各社へのEPM/BIビジネスの最新情報提供を定例化し、パートナーエコシステムの確立に必要不可欠なパートナー間のコミュニケーションを促進していきます。
「Oracle EPM/BIパートナーコミッティ」は同製品の導入実績があるパートナーを対象にしており、オラクルが全世界共通で導入するパートナー企業向けの認定制度「Specialization(スペシャライゼーション)」*)の取り組みの一環です。同コミッティでの活動を通じて、パートナーの「Specialization」の取得を促します。
*)「Specialization」:2010年2月に刷新したオラクルのパートナー支援プログラム「Oracle PartnerNetwork Specialized」(オラクル・パートナーネットワーク・スペシャライズド)の中核となる新認定制度。オラクルの主力製品やインダストリー・ソリューションを中心に約30種類の専門領域カテゴリを新設し、カテゴリ別の認定基準を定める制度
現在「Oracle EPM/BIパートナーコミッティ」への参画に同意されているパートナーは、株式会社IAFコンサルティング、株式会社アカウンティングアドバイザリー、アクセンチュア株式会社、アビームコンサルティング株式会社、株式会社アロウズコンサルティング、イデア・コンサルティング株式会社、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、株式会社エイチシーエル・ジャパン、株式会社NTTデータ、NTTデータ先端技術株式会社、株式会社大塚商会、キヤノンITソリューションズ株式会社、株式会社クニエ、株式会社クロスウィル、株式会社クロスキャット、株式会社サイビス、株式会社CSK、株式会社ジェクシードコンサルティング、株式会社システムエグゼ、株式会社システムサポート、新日鉄ソリューションズ株式会社、住商情報システム株式会社、株式会社第一コンピュータリソース、株式会社大建情報システム、TIS株式会社、株式会社テクノスジャパン、デロイトトーマツコンサルティング株式会社、株式会社電通国際情報サービス、株式会社東京ビジネスソリューション、東芝ソリューション株式会社、東洋ビジネスエンジニアリング株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、日本電気株式会社、日本ユニシス株式会社、株式会社BI戦略研究所、株式会社ビーコンIT、株式会社ビジネスブレイン太田昭和、株式会社日立ソリューションズ、富士通株式会社、株式会社富士通中部システムズ、プライスウォーターハウスクーパース株式会社、株式会社ブレインチャイルド、株式会社プログレス・パートナーズ、株式会社ベイキューブシー、株式会社ワイ・ディ・シー、株式会社ワークスソリューションズの46社です。
●オラクルについて
オラクルは世界で最もcomplete、open、integratedなビジネスソフトウェアとハードウェア・システムの会社です。オラクルに関するより詳しい情報は、http://www.oracle.com/jp をご覧ください。
■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 石川
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/pressroom-151560-ja.html
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