Webブラウザ『Vivaldi』、アクセシビリティ機能を強化した最新バージョン1.11をリリース

～同時に、「V」マークのアプリケーションアイコンを刷新～

2017-08-10 16:00

オスロ、ノルウェー - 2017年8月10日

Vivaldi Technologies(ヴィヴァルディテクノロジーズ／本社：ノルウェー・オスロ、CEO：Jon von Tetzchner)は、Windows・Mac・Linux向けWebブラウザ『Vivaldi(ヴィヴァルディ)』の最新バージョン1.11を、2017年8月10日にリリースいたしました。1.11では、リーダーモードの強化、アニメーションGIFをオフにする機能、マウスジェスチャーの感度調整などを追加しました。あわせて、アプリケーションアイコンも刷新しました。

Vivaldi TechnologiesのCEO Jon von Tetzchnerは以下のように述べています。

「Vivaldi ブラウザは、ユーザーに合わせる機能を提供することで、すべての人にとって使いやすいインターネット体験を提供したいと考えています。ユーザーひとりひとりの要望に応えていくことこそが、私たちにとって最も重要なことです」

記事を読むことに集中できる、リーダーモード

記事をじっくり読みたいとき、Vivaldiのリーダーモードが役に立ちます。リーダーモードをオンにすると、ページ内の望ましくない広告、動画およびその他の要素を非表示にします。

バージョン1.11では、リーダーモードで表示しているページの右上の歯車マークから、リーダーモードのテーマをカスタマイズできるようになりました。明朝体とゴシック体の切り替え、文字のサイズ、行間と横幅に加えて、背景と文字色を選ぶことが可能です。

集中して記事を読みたいときにも、視覚障害のある人にも、人やシチュエーションに最適な文字サイズと色設定を行うことで、ネット体験をより快適にします。

アニメーションGIFを、簡単にオン・オフ

アニメーションGIFを無効にし、静止画として表示できるようになりました。

画面下部のステータスバーにある［イメージ］アイコンをクリックすると、アニメーション読み込みに関する3つの選択肢(常時・一度だけ・しない)が出てきます。

アニメーションを、一時的に停止することも常に停止することもいつでも切り替え可能です。

マウスジェスチャー感度の調整

簡単なマウスの軌跡で「進む」や「戻る」などのコマンドを実行するマウスジェスチャーは、パワーユーザーの素早いネットブラウジングに欠かせません。

各コマンドを呼び出すマウスジェスチャーの軌跡を設定することはこれまでもできましたが、1.11ではマウスジェスチャーの最小ストローク長を設定できるようになりました。デフォルトの最小ストローク長である5ピクセルから、最大100ピクセルまで任意のサイズを指定できます。

マウスポインタの移動速度や操作の癖にあわせて、最小限の動きでコマンドを実行できるよう設定することができます。

その他のアクセシビリティ機能

他にも、Vivaldiにはアクセシビリティを高める様々な機能を搭載しています。

・空間ナビゲーション

　最小限の操作でコンテンツにすばやく移動

・クイックコマンドとキーボードショートカット

　キーボードだけでブラウザを操作

・ズーム

　選択したページのズームや、タブごとにズームレベルを設定する機能

新しい「V」アイコン

革新性と遊び心を併せ持つ新しいアプリケーションアイコンに刷新しました。

丸く現代的な外観の新しいアイコンは、より「V」を際立たせます。

Vivaldi Technologies のデザイナー Atle Moは以下のように述べています。

「モダンブラウザがどうあるべきか考え続けてきた結果として、Vivaldiの新しいアイコンにたどり着きました。アプリケーションを起動するときに最初に見るもの、それは見た目からも、使い勝手の良さや楽しさを予感させるものにすべきです。新しいアイコンは、さらなるヴィジュアル改善の最初の一歩です。すでに、デフォルトのテーマとウェブページの刷新に着手しています。ご期待ください」