リクルート『就職ジャーナル』就職活動生のリアルがわかる「学生×シゴト総研」、「エントリー、何社した?」アンケート結果大公開

 株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:柏木斉)が運営する1日10分の社会勉強サイト『就職ジャーナル』(http://journal.rikunabi.com/)は、就職活動中の学生の最新情報がわかる連載「学生×シゴト総研」を公開しております。
 今回は「エントリー、何社した?」をテーマに調査を実施いたしました。

▼「エントリー、何社した?」記事はこちらから
http://journal.rikunabi.com/student/souken/souken_vol79.html


■49.5%の学生が10社以下である一方、20.4%の学生が41社以上と2極化傾向に。
 特に文系学生平均32.8社に対して、理系学生平均16.9社と大きな開きが。

 2012年卒業予定の全国の大学3年生、および大学院1年生計648人を対象に、アンケート調査を実施。(調査協力:株式会社クロス・マーケティング、調査期間:2011年1月15日~16日)
 志望企業へのエントリーを始めるなどいよいよ本格化してきた就職活動。今年の就職活動生は、1月15日時点で一体どのくらいの数の企業にエントリーしていたのでしょうか。そこで今回は、実際に就職活動を行っている学生の声から、エントリーした企業・エントリーを予定している企業の数やその業種について、直近の傾向を探りました。

 その結果、1月15日時点のエントリー社数は、49.5%の学生が10社以下である一方、20.4%の学生が41社以上であることが判明。平均は25.4社と、昨年同時期の調査結果25.7社と同水準となりました。
 属性別に見ると、女子学生、学部生、文系学生の方が、男子学生、大学院生、理系学生よりも平均社数が多く、特に文系学生の平均32.8社に対して、理系学生の平均は16.9社と、大きな開きが見られました。昨年同時期の調査結果では、文系学生の平均28.4社に対して、理系学生の平均は22.0社だったため、昨年よりもさらに文系と理系の差が広がったことがわかりました。

 次に、これからエントリーする予定の会社が何社かを尋ねたところ、全体の70.8%は10社以下という結果に。平均社数は12.0社で、こちらも昨年同時期の調査結果12.7社と同水準となりました。
 属性別に見ると、女子学生、学部生、文系学生の方が、男子学生、大学院生、理系学生よりも平均社数が多く、特に文系学生の平均14.8社に対して、理系学生の平均は8.7社と、こちらも大きな開きが見られました。

 最後に「どの業界へのエントリーが多いか、なぜその業界にエントリーしたのか」について具体的に挙げてもらったところ、「海外で働くチャンスがあるから金融、海運、物流倉庫企業にエントリーした」「人の幸せにつながる仕事がしたいので、ブライダル業界へのエントリーが多い」といった声が寄せられるなど、自分なりの「軸」を基準に企業選びをしている学生の姿が浮かび上がる結果となりました。

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