妊娠中には会社独自の“働き方改革” 「プレママサポートプログラム」～再びドライバーとして活躍できる環境を～

2020-02-04 11:00

国際自動車株式会社(本社：東京都港区、代表取締役社長：西川洋志、以下国際自動車)では、妊娠中の女性社員の働きやすさ向上に向け、「プレママサポートプログラム」を実施しています。妊娠後、同職場同条件での労働が困難であると本人が判断した場合に、一時的に適した職場に配属される制度です。2019年5月の開始以降、このプログラムを利用する女性ドライバーが増えています。入社前に会社理解を深めるための「オープンカンパニー」も随時開催中で、入社を検討している本人だけでなく家族や友人も参加可能です。年度内は2月22日(土)、3月28日(土)にも開催予定です。

お客様の期待に応えながら、社員の働きやすさの両立へ

実際に新卒入社でこのプレママサポートを利用し、コールセンターに配属された女性からは、『初めてのコールセンターで不安もありましたが、子育て経験のあるお母さんでもあるパートさん達が色々教えてくれて公私ともに助けられました』といった声が寄せられています。
また、お客様の女性タクシードライバーへの期待も高まっています。例えば女性のお客さまは女性ドライバーを好む傾向が高く、お子さまの送迎や高齢者サポートなどには、女性ドライバーを指名される場合もあります。タクシー業界は男性ドライバーの割合が高く、女性が働きやすい環境をどう整えるかは業界としての課題でもありますが、お客様からの期待に応えるべく、国際自動車では女性による女性のための女性がもっと喜ぶタクシーサービスを強化しています。夜勤等が発生するタクシー運転手の働き方に合わせた女性専用施設の改修や、育児休業等取得者に対する、休業時の感想や問題点等のヒヤリングを実施し、より良い環境づくりを実践しています。この成果もあり、kmタクシーの女性ドライバーは182名(2019年3月末現在)でkmドライバー占有率の3.9％を占め、東京地区の女性ドライバー占有率2.2％の約2倍です。平均年齢も、東京地区58.2歳に対しkmドライバーは49.3歳とかなり低くなっています。

各営業所には、女性専用の広々とした休憩スペースや洗面台が設置されています。

法律だけに頼らない。会社独自の仕組みで介護との両立も応援

他にもケアポット株式会社(本社：東京都中央区、代表取締役社長：高橋佳子)と連携し、仕事と介護の両立を支援するためのトータルサービスを従業員に対し、2019年3月から導入するなど、会社独自の取り組みを実施し続けています。社長の西川は、「お客様と社員どちらにとっても幸せにならないと意味がない。それぞれの立場が違うから、ひとりひとりをみること。そのために常に方法を考え、変えています。」と話しており、その想いはサービスやユニークな新卒採用方法など、多岐にわたり浸透しています。

SDGsの2つの項目にも貢献！会社全体で取り組みを強化

「プレママサポート」の取り組みは、国連が定めるSDGs(持続可能な開発目標)で掲げられている17の目標のうち、「5、ジェンダー平等を実現しよう」と「8、働きがいも経済成長も」の2項目に貢献しています。他、環境に優しい新素材LIMEX(ライメックス)をリーフレットに活用するなど、会社全体でSDGsへの取り組みも強化しています。