世界におけるマイクログリッドの収益は、2017年に173億米ドル規模へ

株式会社グローバル インフォメーションは、パイクリサーチが発行した報告書「Microgrids - Distributed Energy Systems for Campus, Military, Remote, Community, and Commercial & Industrial Power Applications: Market Analysis and Forecasts (マイクログリッド-各種用途向け分散型エネルギーシステム:市場分析と予測)」の販売を開始しました。

マイクログリッドとは、単独の自律型送電系統として運用される分散型エネルギーシステムです。既存の送電網と並存する形、あるいは独立した状態で構成されます。マイクログリッドは、顧客やユーティリティ企業に、信頼性を高め、変動する双方向資源を管理するための多くの新しい方法を提供します。

さらに、マイクログリッドは既存の送電網のミニチュア版であり、規模が小さいために送電ロスがはるかに小さく、送電インフラストラクチャに対する要求条件もあまり厳しくありません。また、より需要地に近い場所で発電を行なうことが可能です。

近年マイクログリッドに対する需要は世界的に伸びており、構内環境や軍事用、遠隔地、コミュニティ、商業用および工業用などさまざまな用途部門で導入が進んでいます。

パイクリサーチの当報告書によれば、世界におけるマイクログリッドの容量は、今後5年間に、複合年間成長率(CAGR)22%で拡大し、2017年には4.7ギガワットに達する見通しです。そして、2017年の世界収益は、173億米ドル規模になると予想されています。

「マイクログリッド市場に、いくつかの新規企業が最近参入してきました。世界中で、マイクログリッドがもたらす膨大な市場機会を利用しようとする、新たな競争が始まっています。」と、シニアアナリストのPeter Asmusは述べています。

「中でも注目すべきは、スイスの送電・配電インフラの大手企業であるABB社や、シーメンス社と提携し、米軍への納入実績を持つボーイング社、そして、この分野の最大手企業のひとつであるSan Diego Gas & Electric社です。

さらに、Green Energy Corporation社は、マイクログリッドの様々な管理・通信プラットフォームの相互運用性の開発に取り組んでいます。」

市場調査レポート: マイクログリッド-各種用途向け分散型エネルギーシステム:市場分析と予測
Microgrids - Distributed Energy Systems for Campus, Military, Remote, Community, and Commercial & Industrial Power Applications: Market Analysis and Forecasts
http://www.gii.co.jp/report/pike229841-microgrids-distributed-energy-systems-campus.html
出版日 2012年01月
発行: Pike Research

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