【2025年こそなりたい自分になる!】7日間でなりたい私になれるワークとは?
突然ですが、人は1日に何回思考していると思いますか?
なんと、6万回なんです!
「6万回って本当?」「そんなに考えていないよ」などと思われる方もいらっしゃるでしょう。
私たちは、意図的に思考することもありますが、無意識のうちに何かを考えていることもたくさんあります。
「今日のご飯は何にしよう」「トイレットペーパーが切れていたなー買っておかなくちゃ」「ピンクのワンピースと黄色のブラウス、どっちにしよう」など、実にさまざまな思考をしているのです。
私たちが普段行っている思考には、顕在意識で行うものと潜在意識で行うものの2種類があります。
顕在意識は私たちが普段認識できている意識、潜在意識は認識できていない意識です。
思考の学校 代表理事の大石洋子氏によると、「潜在意識に一定量溜まった思考が、現実化する」のだといいます。
一体どういうことなのでしょうか。
そこで今回は、学識サロン(チャンネル登録者数 57万人超)など人気Youtubeチャンネルで紹介され話題の、同氏の著書『7日間でなりたい私になれるワーク』http://www.asa21.com/book/b586868.html より、あなたの望みや願い、夢を現実化させるため、潜在意識にアプローチする方法をご紹介します。
▼学識サロンで紹介
※以下、本文より抜粋編集
よいことも悪いことも、あなたの思考が創り出している?
潜在意識は意識の約95%を占めており、潜在意識の中に潜んでいる思考が私たちの現実を形づくっています。
顕在意識で思ったことや考えたこと(まとめて“思考”とします)が全部、潜在意識に蓄積されます。
そして、潜在意識に一定量溜まった思考が、現実化するのです。
たとえば、潜在意識に「ケーキが食べたい」という思考が溜まるとケーキをいただくことになったり、「試験に合格する」と思い続けていたら試験に合格したり、「あの人、嫌い!」と思い続けていたらその人が目の前に現れたり……。
このように、よいことも悪いことも、あなたの思考が創り出しているのです。
思考の学校の講座でこのお話をすると、必ず「潜在意識に思考が溜まるって言われても……。どうすればいいの?」という質問を多くの生徒さんからいただきます。
しかし、実はみなさん、日常において潜在意識に溜まっている思考を目の当たりにしています。
それは、夢です。
1日にしている約6万回の思考は、寝ている間にあなたの潜在意識にインストールされています。
潜在意識には、あなたが今まで思考してきたことがすべて積み重なって、保存されているので、ぐちゃぐちゃした状態です。
夢は、さまざまな場面に飛んだり、辻褄(つじつま)が合わなかったり、あらゆる人が出てきたりと、いろいろなことが起こりますが、まさに潜在意識の世界なのです。
さらに潜在意識には、「主語が分からない」という特徴があります。
つまり、誰かに対して思っていることも、自分に対して思っていることも、潜在意識の中では同じこととして認識されるのです。
日々、寝ている時にインストールされ続けている思考が、潜在意識に溜まり、一定の量になるとその思考は現実化します。
さらに、潜在意識に溜まった思考の量(以下、思考の量とします)によって、現れ方は異なります。
思考の量が少ないとあなたの遠くで、思考の量が多いとあなたの近くで現実化するのです。
このように、あなたの望みや願い、夢を叶えて「なりたい私」になるためには、潜在意識に「なりたい私」に関する思考を一定量溜めて、現実化させる必要があるのです。
この時、顕在意識と潜在意識の間に乖離があったり、ギャップが大きかったりすると、私たちは思いどおりの人生を送れていないように感じてしまいます。
その結果、苦しんだり、悩んだりするのです。
幼少期の思考が現在に影響を与えている
特に、幼少期(0〜6歳くらい)の思考が潜在意識にベースとして溜まっています。
そのため、あなたの望みや願い、夢などの思考を現実化させるためには、幼少期の思考がキーになります。
0歳から6歳というのは、自分1人では何もできない親に依存してきた時代です。
この時代が思考癖に影響を与えており、100%自分の思いどおりに親が動いてくれないと、「親に愛されていない」というふうに誤認してしまうのです。
この思考癖は、とても小さい頃にインプットされています。
6歳くらいまでの子どもの脳は、まだ発達途中のため複雑な思考ができません。
そのため、親が子どものことを思って叱ったり、手を貸さずに自分でさせようとするなど、親の深い愛情を理解できないのです。
その結果、叱られたら「私は嫌われているんだ」と考えたり、手を貸してもらえなければ「私なんてどうでもいいんだ」などと考え、愛の思い違いをしてしまいます。
また、およそ6歳までは感情優先で脳の深部に位置する大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)が優位になっています。
つまり、6歳までに経験した物事や思考には、特にインパクトの強い感情を伴って潜在意識に溜まっていくのです。
このように、6歳までの子どもの脳は未発達かつ大脳辺縁系が優位のため、「親に愛されていない」という勘違いを生み出し、年月を経ることで、さまざまなひねくれちゃんや、意地悪ちゃんといった自分を形成していくのです。
そして、どんどん自分のひねくれた思考や意地悪な思考が潜在意識に溜まることで、あなたの目の前に、ひねくれた人や意地悪な人、裏切る人、理不尽な人など、あなたにさまざまな嫌な思いを与えてくる人を創り出します。
“親との関係”を受け入れる
しかし、「親に愛されていない」という思考癖は、愛の勘違いです。
この思考癖から抜け出すためには、幼少期の記憶を見直して「親に愛されていたこと」を思い出す必要があります。
あなたが祖父母や親戚、施設の方などに育てられた場合も、同様です。
必ずあなたを生んでくれた親が存在していますので、育ての親ではなく生みの親について思いをはせてみましょう。
思考の学校でこのことをお伝えすると、「それだけ! 簡単ですね」という方がいる一方、「私には無理です……」と泣き出してしまう方もいらっしゃいます。
親と仲がよい方もいれば、仲良くするために我慢している方、親と絶縁状態の方、自分の幼少期の記憶に蓋をして親の記憶を消している方、親がいない方など、親との関係性は人それぞれです。
どの関係性も、正解や間違いといったことはありません。 「親に愛されていたこと」を思い出すのが苦痛だという方は、焦らなくて大丈夫です。
ワークを繰り返し行い、自分の思考を変えていくことで、だんだん“親との関係”を受け入れることができるようになります。
まずは、心の片隅に「親に愛されていたのかもしれない」ということを置いておいてください。
そしていつか、「私は親に愛されていたのかな?」私が今、生きているということは、親に愛されていたからかな?」などと考えられる時が来たら、その時は自分を責めずに親に愛されてきた記憶を思い出す許可を自分に出してあげましょう。
著者プロフィール
大石洋子(おおいし・ようこ)
1974年、横浜中華街のそばで生まれる。父、母、妹の4人家族。30歳で北海道に嫁ぎ、息子を授かる。仕事で、子どもの右脳を育てる教育に携わっていたことから、子育てには自信があったが、実際やってみると全く上手くいかない。夫が忙しく、ワンオペ育児になった結果、産後うつになる。誰にも頼れない、追い詰められた状況から逃げ出すために、出産前に自宅で行っていたアロマサロンを再開。しかし、業務に追われてより一層追い詰められ、人生は八方塞ふさがりに……。 39歳の時に逃げるように関東に出戻るものの、何もかも上手くいかない日々が続く。ある日、偶然見つけた『100%自分原因説で物事を考えてみたら……』(秋山まりあ・パブラボ)によって「思考の仕組み」を知り、感銘を受け、自分の思考を見つめ直した結果、スルスルと現実がよい方向へ変化していった。その経験と学びから、現在は多くの方に「思考の仕組み」を知ってもらうために、思考の学校を起ち上げ、活動をしている。著書に『宇宙一ワクワクするお金の授業』(すばる舎)がある。
書籍情報
タイトル:7日間でなりたい私になれるワーク
著者:大石洋子
ページ数:184ページ
価格:1,430円(10%税込)
発行日:2021年8月20日
ISBN:978-4-86667-300-4
書籍紹介ページ:http://www.asa21.com/book/b586868.html
amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866673001/asapublcoltd-22/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/16783534/?l-id=search-c-item-text-01
目次
はじめに
プロローグ
Day1 私が本当に欲しいものはなんだろう?
Day2 欲しいものは周りの人たちが運んでくれる
Day3 嫌な人こそ大切なメッセンジャー
COLUMN★1 現実が変わらないと思ったら……
Day4 私が私の世界一の味方になってあげる
Day5 みんなから応援される私になる
COLUMN★2 思考の現実化と親との関係
Day6 マイルールを取り除いて自由になる
Day7 自分に「大好き」って言ってみよう
おわりに