「こんにゃくセラミド」でお肌のうるおいアップ！？　おうち時間にお肌ケア　全身のうるおいに期待「こんにゃくセラミド」に注目

2020-05-19 13:00

ーおうち時間にうるおいケアー
　外出を控えておうちで過ごす時間が増えている人、また、巣ごもり生活の疲れが出始めている人もいるかもしれません。今回は、おうち時間に手軽に摂り入れられる全身のうるおいケアにおすすめの「こんにゃくセラミド」についてご紹介します。

肌のバリア機能を高め、潤いを保ってくれる「セラミド」

　肌の乾燥対策として効果的なのが「セラミド」です。セラミドは、肌のバリア機能を高め、外からの刺激物を跳ね返し、また肌の内側で潤いを保ってくれます。バリア機能が高い肌は、セラミドが、外からの刺激物が入り込む隙間がないほど肌の内側を隙間なく埋めている状態です。逆に、セラミドが減少すると隙間ができてしまい、バリア機能が低下してしまいます。バリア機能が低下すると、肌の水分を逃がしたり、刺激物が肌の中に入り込みやすくなってしまいます。セラミドは、体内で自然と作られる成分ですが、加齢やストレスによって減少してしまうため、補う必要があります。

ー食べてうれしい「こんにゃくセラミド」ー
　セラミドの摂取方法は、「塗る(経皮摂取)」と「食べる(経口摂取)」の2通りです。これまでは塗布することがメインでしたが、最近では研究が進み、セラミドの経口摂取でも肌の状態が改善するという報告が続々と発表されています。セラミドの経口摂取は、塗布することによる部分的な効果に止まらず、全身のバリア機能を強化し、身体の内部からセラミドの産生を促進するというように、全身を包む肌全体への効果が期待できます。セラミドの経口摂取に効果的な「こんにゃくセラミド」は、こんにゃくの製造過程で生まれ、手軽にセラミドを摂取できるものとして、注目が広がっています。

こんにゃくセラミドとは？

　こんにゃくセラミドは、こんにゃくの原料となるこんにゃく芋をこんにゃくへ加工する際に生まれます。こんにゃく芋を乾燥させて精粉(せいこ)と呼ばれる粉にしてからこんにゃくに加工する製造方法が主流となっている一方で、精粉にする際に、捨てられてしまう部分も生まれていました。それは「飛び粉(とびこ)」と言います。かつてはただ無駄なものとして捨てられたり、肥料として使われていましたが、その「飛び粉」から、肌の潤いやバリア機能強化に大いに貢献するセラミドを抽出することができることがわかりました。これが「こんにゃくセラミド」です。

こんにゃくセラミドを活用した取り組み　群馬県産こんにゃくセラミド新特産品アワード

　今年、全国のこんにゃく芋収量の9割を占める群馬県にて、群馬県産の「こんにゃくセラミド」を活用した新たな食の特産品を、群馬県内の企業等に開発いただく取り組みとして、「群馬県産こんにゃくセラミド新特産品アワード」が開催されました。群馬県内の企業等15団体から全26品の新特産品案が集まり、応募された新特産品案は、検討委員による協議をもって『群馬県産こんにゃくセラミド新特産品アワード推奨商品』として認定されました。その認定商品の中で、体やお肌の健康・美容につながり、毎日の健康・美容をサポートしてくれる案として、「健美肌賞」を受賞された新特産品案を紹介します。