大型スーパーばかりの風景はなにが問題か:都市に負けない「地方の力」はまだ人を集められる?

(執筆:林幸奈)

大きなスーパーと、チェーンの飲食店が並ぶ風景。「どこかで見たことがある」と感じるかもしれないが、今や「どこにでもある」風景なのだと思う。2000年、大規模小売店舗法の廃止と同時に、大型ショッピングモールが各地に増えた。

大規模小売店舗法…正式名は「法大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整に関する法律」。1974年施行。大型店舗の出店に伴い、周辺の中小小売業者の活動を保護するものだった。

「自分の商店街が衰退している」が61.4%

閉店や閉鎖が目立つシャッター通り。以前から指摘されているように、商店街の衰退は依然として問題となっている。中小企業庁によると、61.4%が「自分の商店街が衰退している」と答えた。
<参考:中小企業庁/商店街空き店舗実態調査報告書 平成29年3月>

商店街の抱える課題として多いのは、以下のような点だ。

・経営者の高齢化による後継問題
・集客力が高い・話題性のある店舗や業種が少ない
・店舗等の老朽化
・商圏人口の減少
・大型店との競合
<参考:中小企業庁/2014年版 中小企業白書 第2部-4 商店街の現状>

  

市民と観光客をどちらも集める新たな企画とは

商店街のにぎわいを取り戻すためには、空き店舗問題の解消が第一だと考えられる。中小企業庁の調査によると、空き店舗状態が続いている原因は、このようなものだ。

【今回のコメンテーターからのご意見】

・永井 要明(ながい・ようめい)
『猿人の峡谷【電子書籍版】』 の著者。日本自然保護協会自然観察指導員、北浦自然観察会会長、内装仕上げ施工一級技能士。数年前に引退し、現在は山口市に在住。

過疎地に住んでいる人からよく「この辺りには何もないから、若い人はみんな出て行く」と聞く。本当に何もないのだろうか。自然が豊かなところが多いが、その自然が過疎化防止のためにほとんど役に立っていない。田舎の人も自然には余り注目していない。

私は自然観察を通して、自然の中から過疎地のために役立つ物を探し出すように、人を集め啓蒙・啓発に務めている。しかし、歴史の町萩市・津和野などは自然に対する関心が極端に低く、自然に対して関心を持ってもらうことが難しい。

   

 

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