リクルート『リクナビNEXT Tech総研』の研究レポート、快適エコカー実現に「熱」技術で取り組むパナソニック

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■暖房を続ければ続けるほど、航続距離が伸びなくなるというジレンマ
 快適エコカー実現に「熱」技術で取り組むパナソニック
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 「創」「蓄」「省」のエネルギー技術を車に応用展開することで、エコカーの未来と快適な電気自動車づくりを先取りするパナソニック。 『Tech総研』では、現在の課題である車内の暖冷房を改善するべく、「熱」技術の研究開発者がどのように取り組んでいるのかをインタビューしました。

 パナソニックではいま普及価格帯のEVの実現に向けて、低コストな標準モジュールの開発が進んでいます。家電用の省エネ空調技術を車に応用する研究や、高効率で安全な車載充電器や電動コンプレッサーの開発も同時に進んでいます。エコカーの普及のために、いま家電で培った技術が最大限活かされようとしているのです。

 せっかく地球環境に優しいエコカーに乗っても、暖房を切って、ドライバーがガタガタ震えながら運転するのでは、快適なカーライフとはいえません。これまでのエンジン車ではエンジン廃熱を暖房に利用できました。ところが、エンジンを搭載しない電気自動車になると、暖房する際にも動力源であるリチウムイオンなど電池の電力を消費せざるをえません。バッテリーには限りがあります。暖房を続ければ続けるほど、航続距離が伸びなくなるというジレンマを抱えているのです。

 現在市販されているリチウムイオン2次電池駆動の電気自動車は、公称の航続距離に対して、ヒーターを使用するとそれが約半分に落ちてしまいます。暖房なしの場合と同じ距離を走らせるためには、電池のエネルギー密度を増大させるか、ヒーターの暖房効率を高めるか、どちらかしかいまのところ解はありません。どちらも、今後の電気自動車普及の鍵を握る要素の一つ。後者の解、つまりより効率的な熱マネジメントシステムの開発に取り組んでいます。

 本レポートでは、「電源」と「熱」にかかわる技術で未来のカーライフを実現するパナソニックの開発舞台裏や、求める人材像などについて詳しく紹介しています。

▼詳細は下記URLにてご覧ください。
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