思春期の難問をサイエンス作家が「数字や論理」で解いてみた 『中高生の悩みを「理系センス」で解決する40のヒント』を出版

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2020年10月12日に「YA心の友だち」シリーズ最新刊として、竹内薫著『中高生の悩みを「理系センス」で解決する40のヒント』を発売しました。著者は理学博士で、科学の話題を幅広い層にわかりやすく届けるサイエンス作家として活躍中。AI時代を生きる子どもたちのための学校を創った教育者でもあります。本書は、「理系センスを身につけることで問題解決力が高まる」という竹内さんが、受験や進路から人間関係まで、思春期の壁に向き合い、乗り越える方法をアドバイスするものです。

『中高生の悩みを「理系センス」で解決する40のヒント』表紙

理系センスと「数学が苦手」は関係ない

知識を覚える能力を見るかぎり、AIは人間の比ではありません。だからこそ、「これからの時代に求められるのは、文系や理系の知識といったものではなく、それを使って考え、問題を解決する力」だと、著者は繰り返し述べています。

数学が苦手だとか、文系に進学希望だとかには関係なく、何か問題に直面したときに数字を使って整理したり、感情的になりそうなときこそ論理的に考えられるクセをつけておけば、「どうすればいいかわからない」とキレたり諦めたりすることはありません。それが「理系センス」です。本書は、受験や進路、人間関係、ネットやSNSとの付き合い方など40のポイントについて、数字や論理的思考を駆使してアドバイスしています。頭や心のモヤモヤを持て余している中学生や高校生の助けになる一冊です。

「理系センス」具体的な5つのメリット

◎理数科目の点数アップにつながる
◎理系分野への苦手意識やコンプレックスを解消できる
◎先のことを予測し、リスクを避ける能力が上がる
◎世の中にあふれるデータや数字に惑わされず、適切な判断ができるようになる
◎これからのAI(人工知能)時代を生き抜きやすくなる

「YA心の友だち」シリーズとは

心の友だちシリーズロゴ

「心の友だち」は、PHP研究所のティーン向けレーベルとして、2007年3月に創刊されました。「10代の心に届けたい 生きる力の応援団!」をキャッチフレーズに、大人になっても役に立つ、親でも先生でもない“人生の先輩”のメッセージを届けています。8万部を突破した『大人になる前に身につけてほしいこと』(坂東眞理子著)、10万部目前の『中学時代にしておく50のこと』(中谷彰宏著)など、多くの子どもたちに読まれたロングセラーも生まれています。

『中高生の悩みを「理系センス」で解決する40のヒント』について

【もくじより】
◎理系は論理的に考え、文系は感情で理解する
◎理系的発想で効率的に実力をつける
◎数字で未来を予測し、リスクを回避する
◎覚えたいことは絵にしてみる…情報の処理が速くなる
◎正しい推論と、そうでない推論を理解する
◎インターネットの〝二つの罠〟から抜け出す
◎ネガティブをポジティブに変換する方法
◎論理的なのか、感情によるのか、を見極める
◎恋愛がうまくいくのは、理系? 文系?

著者プロフィール

著者近影(写真:Sam David C.Felix)

竹内 薫(たけうち・かおる)

1960 年、東京都生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了。理学博士。ノンフィクションとフィクションを股にかける、猫好きの科学作家。現在は妻子とともに横浜に在住。
著書に『自分はバカかもしれないと思ったときに読む本』(河出書房新社)、『99・9%は仮説』(光文社)、『理系バカと文系バカ』『「文系?」「理系?」に迷ったら読む本』(以上、PHP 研究所)など多数。

受験や勉強のこと、進路や将来のこと、恋愛や人との交流に関することなど、あなたがいま悩んでいること、そして、これからの人生で直面するさまざまな問題は、もしかしたら「理系センス」で解決できるかもしれません。この本では、そのヒントについてお伝えしていきたいと思っています。(「はじめに」より)

書誌情報

タイトル:中高生の悩みを「理系センス」で解決する40のヒント
著者:竹内 薫
判型:四六判並製
定価:1,300円+税
発売日:2020年10月12日
ISBN:978-4-569- 78951-4
発行:株式会社PHP研究所
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-78951-4

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