千田嘉博と春風亭昇太が異色タッグ 『最強の山城! 関東編』を発売。山城歩きの魅力発信

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2023年9月27日に『最強の山城! 関東編』(千田嘉博、春風亭昇太著/税込1,793円)を発売します。岡山県の備中松山城や兵庫県の竹田城が「天空の城」と呼ばれて人気を集めるなど、昨今は全国で山城ブームが起きています。本書では、「山城好き」を公言する落語家・春風亭昇太と、城郭考古学の第一人者・千田嘉博が、関東にある22の山城に実際に出向き、その見どころを語りつくします。

■山城に「沼る」同好の士の戦国クエスト

「笑点」の司会者として人気を誇る落語家・昇太師匠は、知る人ぞ知る城マニアです。落語会で全国を訪れる際には周辺の城巡りを欠かさず、イベント参加やメディア発信でお城の魅力を伝えています。その活動が評価され、2022年に「日本城郭文化特別賞」も受賞しています。一方の千田教授は中学1年生の時に初めて目にした姫路城に心を奪われ、城研究の道を歩むことになった人物です。今年の姫路城世界遺産登録30周年記念事業として開催される「お城EXPOin姫路」でも開会式に登壇することが決まっています。本書は、山城の魅力にどっぷりハマった二人が「城を攻める」という視点で城歩きをガイド。土塁や城跡に立って戦国時代の在りし日を想像する楽しさを、歴史初心者でも城好きでも存分に味わうことができる1冊です。

■MAP(縄張り図)や写真も充実。山城は日帰り旅行にも最適

関東ローム層を活かした土塁や堀など、巧みな技が光る北条氏の城(「八王子城」「小田原城」ほか)、上杉氏と北条氏という新旧勢力が激突した調布の「深大寺城」など、関東には戦国時代の往時をしのばせる山城が多数残っています。また、そのほとんどが首都圏からも1~2時間でたどり着ける、格好の日帰り旅行スポットなのです。

昇太:城歩きが面白いのは、いくら情報を集めてもダメで、やっぱり現場に立たないと理解できないということ!

千田:博物館に刀剣を鑑賞しに行っても、実際に手に取ることはできない。城跡はそこを訪ねることができて、リアルに体験しながら理解することができます。それってすごいことですよね。

著者プロフィール

千田嘉博(せんだ・よしひろ)
1963年、愛知県生まれ。城郭考古学者、大阪大学博士(文学)。奈良大学文学部卒業後、国立歴史民俗博物館考古研究部助教授、奈良大学教授などを経て、現在は名古屋市立大学高等教育院教授・奈良大学特別教授。日本と世界の城を城郭考古学の立場から研究。

春風亭昇太(しゅんぷうてい・しょうた)
1959年、静岡県生まれ。落語家。東海大学時代は落語研究部に所属。82年、春風亭柳昇に入門し、92年5月に真打昇進。新作、古典の双方を演じ、2001年には文化庁芸術祭大賞を受賞。06年より「笑点」大喜利メンバーに加わり、16年からは司会を務める。

書誌情報

ヘッドタイトル:千田嘉博と春風亭昇太が攻める
タイトル:最強の山城! 関東編
著:千田嘉博、春風亭昇太
判型製本:46判並製
定価:1,793円(税込)
発売日:2023年9月27日
ISBN:978-4-569-85539-4
発売元:株式会社PHP研究所
発行元:PHPエディターズ・グループ

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