子育て女性参加無料！オンデマンド型メンタルトレーニング「HIPCom(ヒプコム)」　参加者を11/13より募集開始

科学的根拠のある対人関係療法に基づいたメンタルトレーニング

2020-11-13 11:15

対人関係のコツを学んでこころを軽くするためのオンデマンド型メンタルトレーニング「HIPCom(ヒプコム)」は、本プログラムを無料でご視聴いただき、効果評価にご協力いただける子育て女性を募集します。参加方法は、毎週1回配信される動画を4週間、お好きなスキマ時間に視聴するだけ(所要時間30分程度、計4回)。2020年11月13日より募集を開始します。

HIPCom(ヒプコム)は、文部科学省の科学技術研究費助成を受け、“病気にならないこころのケアを自分の力で行うこと”を目的に、精神保健の専門家により開発されたオンデマンド型メンタルトレーニングです。

HIPCom(ヒプコム) URL： https://kokoro-balance.com/hipcom/

提供の背景

病(やまい)の前の悩みの時に、こころのケアを自分の力で

コロナ禍による、環境や対人関係の変化、不安やストレス。私たちのこころの健康は今、困難な局面を迎えています。専門機関へのアクセスが難しい中、「病気にならないこころのケア」を「自分の力で行える」ことが重要です。
“メンタル未病のうちに、気軽にセルフケア(こころの自分ケア)を取り入れてほしい”そんな思いから、HIPComは生まれました。専門家による“病む前に”、“自分の力で”こころの健康を維持するスキルをつけるプログラムです。自分のメンタルをセルフケアできることは、ご本人の一生の財産となるだけでなく、家族への良い影響、職場の活性化や生産性向上など、プラスの効果をもたらすことがわかっています。

ストレスやメンタル不調は対人関係から

HIPComでは、“対人関係”にアプローチします。対人関係とこころの健康には、強い関連があるからです。先進国の中で突出して高い自殺率の日本。その背景には、うつ病などの精神疾患があり、それらの原因の筆頭にあがるのはやはり、対人関係です。

科学的効果が示されている精神療法をメンタル未病層に

HIPComは科学的根拠のある対人関係療法に基づいています。この精神療法は、世界的には広く活用されているにもかかわらず、日本ではごく一部の精神科クリニックの治療でしか受けらません。日本人の特徴によくなじむといわれているこの精神療法。病む前の悩みの時にこそ、活用したいトレーニングです。

「HIPCom(ヒプコム)」参加者募集要項

子育て女性の皆さん、ぜひご参加ください(無料)

コロナ禍の今、HIPComをご自宅で、お好きな時間に受けていただき(無料)、オンデマンド型メンタルトレーニングの効果評価にご協力いただける子育て女性を募集します。参加方法は、全3回のアンケートにお答えいただき、毎週1回配信される動画をスキマ時間に視聴するだけ(30分×4回)。ぜひご一緒に、こころを自分でケアするスキルをつけていきましょう！

■募集期間： 2020年11月13日～2021年1月15日
■参加方法： https://kokoro-balance.com/hipcom/ より参加登録
■対象　　：現在精神疾患で通院されていない、
　　　　　　 20歳以下のお子様をお持ちの成人女性(先着800名)
■参加期間：グループ1：2021年2月より4週間(1週間ごとに1モジュール配信)
　　　　　　グループ2：2021年4月より4週間(1週間ごとに1モジュール配信)
※研究の都合上、いずれかのグループにランダムに分けさせていただきます。

動画

ママのためのメンタルトレーニングHIPCom紹介(30秒バージョン)
https://www.youtube.com/watch?v=AGG2sHArAls
ママのためのメンタルトレーニングHIPCom紹介(2分バージョン)
https://www.youtube.com/watch?v=raM3wsvaQBo

研究代表者

島田恭子(保健学博士)
略歴：東京大学大学院医学系研究科にて公衆衛生学修士・保健学博士号取得。大学講師として教育研究活動に携わるかたわら、対人関係の円滑化を支援するココロバランス研究所を設立。相談対応のほか、企業・自治体での講演を行う。精神保健福祉士(PSW)。

倫理的配慮・助成について

このプログラムは、文科省科学研究費助成事業の一環で行われています。
コンテンツはどの方にもお使いいただけるものですが、今回はコロナ禍で対人ストレスを多く受けている子育て中の女性に限定させていただきます。
・UMIN臨床試験登録(UMIN000041790)
・東洋大学社会学研究科倫理審査承認(P200015)