リクルート「Tech総研」がエンジニアに関する研究レポートを公開「一般常識」は今でも通用する?大手vsベンチャー、給与が多いのは……

リクルートのエンジニア向けのキャリア情報提供サイト「リクナビNEXT Tech総研」 (http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/)では、エンジニアの仕事・報酬・職場・生活・転職に関する研究レポートを毎週発信しています。

「大企業は高給与、中小はそれを超えられず、ベンチャーは不安定」──企業規模による給与・年収の格差については、これまでこうした図式が描かれることが多かったのですが、その構造はいまも変わっていないのでしょうか。

今回Tech総研では、1096人のエンジニアを対象に行った年収調査から、企業規模別・職種別・年代別の違いを明らかにしました。また、企業規模別の差をクリアにするために、国内資本の企業に勤務する人だけを抽出しています。

さて、職種を問わず全職種平均の数値で、年代だけに注目して企業の資本構成・規模別の比較をしてみると、「20代後半」では年収の多い順に、(1)国内大手(522万円)→(2)国内ベンチャー(513万円)→(3)国内中小(483万円)という順位になりました。

「30代前半」でも(1)大手(594万円)→(2)ベンチャー(527万円)→(3)中小(520万円)と順位は変わらないものの、中小がベンチャーに肉迫するようになります。

さらに「30代後半」を見てみると、(1)大手(687万円)→(2)ベンチャー(627万円)→(3)中小(581万円)と、順位に変動はありませんが、各グループの格差は再び開くようになります。

全体としては、大手→ベンチャー→中小の順に年収が下がり、その差は年代が上がるにつれて大きくなるという構造のようです。

また、給与の絶対額のみならず、個人の満足度も聞いてみたところ、大手企業では「見合っている」と答える人の層が39%と最も多く、仕事内容に比べて給与が「高い」という人も6%存在し、約半数が満足層でした。

これに対し、ベンチャー・中小では「見合っている」「高い」という満足層は3割前後で、それ以外は全員が不満層。最も集中しているのは「100万円程度安い」という層で、その割合はベンチャーで32%、中小で42%となりました。

レポートでは、他にも「職種別平均給与額」「給与上昇への期待感」など、興味深いデータが満載です。

 ▼詳細は下記URLにてご覧ください。
 http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000917&f=release

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 http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000915&f=release

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 http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000006&f=release

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