《公益財団法人 大谷美術館がクラウドファンディングを開始》 大正から続く和洋の美しい調和を未来へ。 大谷美術館運営にご支援を。
公益財団法人 大谷美術館は、運営資金調達を目的としたクラウドファンディングを《2021年5月20日(木)》より実施いたします。
実施内容
公益財団法人 大谷美術館は、これまで旧古河邸(大谷美術館)と銅御殿(旧磯野家住宅)の保存活動を行い、多くの方にご覧いただいけるよう、一般公開を実施してきました。
しかし、コロナ禍の影響を大きく受け、いまだかつて経験したことのない長期休館を余儀なくされています。(※)皆様のご見学と喫茶室のご利用をとおしてのご支援が運営費の中心となっておりました当館としましては、今後の見通しが困難ななかで、かけがえのない文化財を次の世代へ伝えるために、ご支援の新たな形を模索するべく、この度クラウドファンディングを立上げることにいたしました。(※旧古河庭園が休園となり、その中にある旧古河邸大谷美術館も2020年末より現在に至るまで休館となっている。)
クラウドファンディングは、私たちにとって決して一過性の取り組みではなく、新たな財源を確保するための取り組みであると位置づけております。これまで収入の柱であった入館料に加え、当館を大切に支援してくださる方のお気持ちを、運営資金の新たな柱としたいと考えています。
西洋文化と日本文化が織りなす美しい調和を持つ大切な日本の文化財である当館を今後もより多くの方にお楽しみいただくためにも、皆様のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
公益財団法人 大谷美術館とは
公益財団法人 大谷美術館は、旧古河邸(大谷美術館)と銅御殿(旧磯野家住宅)の建物の管理・運営を担い、見学会の実施、施設内での展覧会の開催、喫茶室の運営などを行なってきました。
旧古河邸(大谷美術館)は、鹿鳴館やニコライ堂などを設計したジョサイア・コンドルが設計した洋館内部に和室を完全な形で取り込んだ極めて珍しい建造物です。
銅御殿(旧磯野家住宅)は、東京に残る数少ない明治末期から大正初頭にかけての邸宅建築のひとつであり、伝統的な木造建築の技術と明治以降の大工技術の創意とが融合した近代和風建築の作品として国指定重要文化財となっています。
クラウドファンディングプロジェクト概要
プロジェクト名: 大正から続く和洋の美しい調和を未来へ。
大谷美術館運営にご支援を。
募集期間 : 2021年5月20日(木)~6月30日(水) 42日間
目標金額 : 300万円
URL : https://readyfor.jp/projects/otanimuseum
資金使途 : 2021年度の美術館運営費用
リターン品例 : 旧古河庭園ご招待券セット、オリジナルトートバッグ、
古河邸建築模型 旧古河邸(大谷美術館)・
銅御殿(旧磯野家住宅)プライベートツアー、
古河邸 音楽イベントご招待など
団体概要
団体名: 公益財団法人 大谷美術館
所在地: 東京都北区西ヶ原1-27-39 旧古河庭園内
URL : http://www.otanimuseum.or.jp/kyufurukawatei/