東洋ビジネスエンジニアリング株式会社と日本オラクル株式会社が、内部統制の対応推進のためのワンストップ・ソリューション「CONTROL2006」を発表
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:千田峰雄、以下B-EN-G)と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅正明、以下 日本オラクル)は、企業における内部統制対応の推進を支援するワンストップ・ソリューション「CONTROL2006」を発表しました。本ソリューションでは、B-EN-Gが独自に開発した生産・販売・物流パッケージ「MCFrame」及び有力IT企業9社のソリューションを「Oracle Fusion Middleware」のSOA基盤と連携し、共同で営業活動を進めてまいります。
現在、国内企業にとっては内部統制の強化という課題への対応が急務となっています。その対応のためには、広範な企業活動に対してITを活用した管理の強化が必要と考えられていますが、企業情報システムの現状を見た場合、複数のIT製品やITツールで構築されているのが一般的で、全社・全業務レベルで内部統制に対応する企業情報システムの構築にあたっては、それら単独製品に対して個別に対応するだけでは不十分です。つまり、お客様が内部統制対応のシステムを構築するための現実的なソリューションは、システム連携を含めたトータルなものでなければなりません。
B-EN-Gと日本オラクルは、この度、お客様が求める実践的な内部統制ソリューション実現のため、内部統制対応に有力な製品を持つIT企業9社と協業し、製品設計に関する情報を開示し合うことでシームレスな連携が可能なソリューションを構築しました。
日本オラクルは、「Oracle Fusion Middleware」のSOA基盤である「Oracle BPEL Process Manager」を各社ソリューション連携の中軸として提供し、連携プロセスの可視化を「Oracle Business Activity Monitoring」にて行うことで、業務処理統制を満たす業務プロセスの実装環境を実現しました。また、IT全般統制としては、データベースのセキュリティを確保する「Oracle Advanced Security Option」の暗号化機能「Oracle Transparent Data Encription」やデータの仮想化機能「Virtual Private Database」を提供し、データベース自体をセキュアな環境とする技術を実装するとともに、「Oracle Database Vault」でDBAなどの特権ユーザーのアクセスコントロールを行いセキュリティの向上を実現しています。併せて、各社ソリューションのユーザー情報/権限情報を「Oracle Identity Manager」と「Oracle Access Manager」で統合管理することで、異なるソリューションのシームレスな連携と適切な権限による安全なソリューション利用環境を構築しています。
本協業に関しては、11月10日(金)開催のMCFrameフォーラム2006(ホテル日航東京、東京都港区台場)において、その全貌を具体的にご紹介いたします。
MCFrameフォーラム2006では、仮想企業を例にとり、業務処理統制とIT全般統制の両面から、販売業務、購買業務、生産・資産管理業務等におけるリスクと統制ポイントを明示し、各社のソリューションを連携した形でIT活用の具体的方法を、デモンストレーションを交えてご紹介するものです。
●CONTROL2006に参加している企業は下記11社です。(五十音順)
・株式会社インサイトテクノロジー(神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役:小幡 一郎)
・株式会社インフォファーム(岐阜県岐阜市、代表取締役社長:辻 博文)
・ウイングアーク テクノロジーズ株式会社(東京都港区、代表取締役:内野 弘幸)
・エス・エス・ジェイ株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:佐藤 祐次)
・住商情報システム株式会社(東京都中央区、代表取締役:阿部 康行)
・ディサークル株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:西岡 毅)
・東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(東京都千代田区、取締役社長:千田 峰雄)
・日本オラクル株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 最高経営責任者:新宅 正明)
・日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(東京都品川区、代表執行役/執行役社長兼取締役:小野 功)
・株式会社フレームワークス(静岡県静岡市駿河区、代表取締役社長:田中 純夫)
・三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社(東京都港区、代表取締役:志岐 紀夫)
●MCFrameと接続する各社の製品は以下のとおりです。
・「PISO」:株式会社インサイトテクノロジー
・「InfoFarm戦略箱」:株式会社インフォファーム
・「Super Visual Formade(SVF)(RDE)」:ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
・「SuperStream」:エス・エス・ジェイ株式会社
・「ProActive E2」:住商情報システム株式会社
・「POWER EGG」:ディサークル株式会社
・「Oracle BPEL Process Manager」/「Oracle Business Activity Monitoring(BAM)」/「Oracle Identity Manager」/「Oracle Access Manager」/「Oracle Database Advanced Security Option(TDE)(VPD)」/「Oracle Database Vault」:日本オラクル株式会社
・「秘文」/「静紋」:日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
・「iWMS」:株式会社フレームワークス
・「TOOLMASTER/IC」:三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社
●CONTROL2006参加企業のメッセージ
・株式会社インサイトテクノロジー
インサイトテクノロジーは、「CONTROL2006」の発表を歓迎致します。内部統制対応を支援する「CONTROL2006」は、弊社製品「PISO」を効果的に活用できるソリューションとして大いに期待を寄せております。
(株式会社インサイトテクノロジー、代表取締役:小幡 一郎)
・株式会社インフォファーム
株式会社インフォファームは、この度の「CONTROL2006」の発表を心より歓迎いたします。
全社・全業務レベルで内部統制に対応する企業情報システムの構築は単独ベンダーの単独製品だけでは実現できません。今回の「CONTROL2006」により、お客様が求める実践的な内部統制ソリューションを御提供できることは、幅広いお客様に安心を御提供できることと確信致しております。
(株式会社インフォファーム、代表取締役社長:辻 博文)
・ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
ウイングアーク テクノロジーズは、このたび発表されたシステム間の連携強化により、内部統制に向けた業務の改善をはかるCONTROL2006プロジェクトに参加いたします。お客様にとって価値ある製品をお届けするため、帳票の分野から支援を行い、この度の取り組みにより国内企業の内部統制への対応が推進される一助になると考えております。(ウイングアーク テクノロジーズ株式会社、代表取締役社長:内野 弘幸)
・エス・エス・ジェイ株式会社
今回のCONTROL2006の取組みは、現実的な内部統制のソリューションであると考え、私どもエス・エス・ジェイ株式会社は統合業務パッケージ「SuperStream」の連携を決定いたしました。今後も、MCFrameとSuperStreamをOracle BPEL Process Managerを利用した統制環境の下での連携を推進し、企業の「内部統制の構築」を積極的に支援してまいります。
(エス・エス・ジェイ株式会社、代表取締役社長:佐藤 祐次)
・住商情報システム株式会社
CONTROL2006では、多くのお客様に内部統制対策のソリューションについて具体的なイメージをお伝えすることが出来ると期待しております。また、住商情報システムは国産ERPの老舗として、本協業によりお客様の内部統制対策を強化するより良いご提案をさせて頂けるよう努めてまいります。
(住商情報システム株式会社、執行役員 ProActive事業部長:栗本 重夫)
・ディサークル株式会社
ディサークルは、MCFrameとOracle Fusion Middlewareによる「CONTROL2006」の連携ソリューションに積極的に参加させて頂きます。ERPシステムであるMCFrame(基幹システム)とポータル型ワークフローである当社POWER EGG(フロントシステム)をSOA基盤で垂直統合を実現することで、今後内部統制強化をはじめとしたシステム要件の劇的な変化要求に対し、短期間・低コストなシステム構築が実現可能になると確信しております。また、中堅市場の各分野で豊富な実績を持つ11社が協業することにより、これからの中堅企業が直面する経営課題に対して、極めて具体的なソリューションが提供できると考えております。
(ディサークル株式会社、代表取締役社長:西岡 毅)
・株式会社フレームワークス
今回の協業による内部統制への対応、それにともなうフォーラムの開催を歓迎します。複数のアプリケーションが連携する具体的なデモンストレーションは、システムならびに内部統制の仕組み導入をお客様がイメージしやすく、現実的なソリューションとして受け入れられることを期待します。
(株式会社フレームワークス、代表取締役社長:田中 純夫)
・三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社
内部統制整備/評価支援ツール「TOOLMASTER/IC」は、三菱電機が長年培ってきた文書管理、設計管理、セキュリティ等の基礎技術、ERP導入やアウトソーシングサービスを通して得た基幹業務ノウハウ等、三菱電機が保有する関連技術と専門家のノウハウを合体して誕生しました。三菱電機インフォメーションシステムズ(株)は、CONTROL2006に積極的に参加し、各企業の内部統制整備/評価作業の効率アップを支援するとともに、「TOOLMASTER/IC」の活用による最適な「内部統制ソリューション」をお届けします。
(三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社、代表取締役:志岐 紀夫)
以上
■「MCFrame」について
B-EN-Gが開発/販売しているERPシステムです。既に、国内で140社を越える納入実績をもち、MDIS、インテック、CSK、横河電機、キヤノンシステムソリューションズをはじめ、日本を代表する23社のSI企業がビジネスパートナーとしてアライアンスを結んでいます。「MCFrame」の最大の特徴は、独自のフレームワーク構造をもち、ERPシステムが苦手といわれるカスタマイズが柔軟にできる点です。販売−生産−物流などのロジスティクス業務やサプライチェーン業務のシステム化には、その企業独自の業務をシステム化することが必要な場合が多く、MCFrameはそれらの要求に対して、柔軟に対応することができます。
■「Oracle Fusion Middleware」について
「Oracle Fusion Middleware」は、データベースと業務アプリケーションを一つに融合させるオラクルの包括的なミドルウェア製品群です。SOAに準拠した標準かつオープンな技術を用い、ビジネスの変化への俊敏な対応、コスト削減、セキュリティという三つの課題を解決することを可能にします。
■東洋ビジネスエンジニアリングについて
東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)はIT企画、BPR実施のビジネスコンサルティング、IT導入コンサルティングから、システム構築サービス、運用サービスにわたり、ERPを中心に豊富な実績を有するビジネスエンジニアリング企業です。またERPをベースとしたSCM、CRM導入支援ならびに中国を初めとしたグローバル展開支援での実績を積み重ねています。
1999年4月、東洋エンジニアリング株式会社のIT事業部から分社・独立し、情報サービス事業を開始致しました。国際的総合エンジニアリング会社から引き継いだグローバルな調達・物流の現場ノウハウ、多数のITシステム導入プロジェクト、稼働後のシステム活用支援の経験から培った業務改革ノウハウ、システム導入・活用ノウハウを、「B-EN-Gプラクティス」として集大成し、コンサルティング、プロジェクトマネジメント、アウトソーシングを通じてお客様にご提供しています。
■日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、米国オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,530名(2006年5月現在)。
※Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の登録商標です。
その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。
■報道関係者様からのお問い合わせ先
東洋ビジネスエンジニアリング(株) 業務管理本部 広報 猪野 肇
電話:03-3510-1615 / FAX:03-3510-1624 / E-mail:www@to-be.co.jp
日本オラクル(株) 広報部 野見山
電話:03-6238-8395 / FAX:03-6238-8395 / E-mail:Yuko.Nomiyama@oracle.com
■お客様からのお問い合わせ先
東洋ビジネスエンジニアリング(株)
プロダクト事業本部 マーケティング部 野池清文
電話:03-3510-1616 / FAX:03-3510-1627 / E-mail:mcframe@it.to-be.co.jp
日本オラクル(株) Oracle Direct
電話: 0120-155-096