地域創生学部の地域実習地、山形県最上町から寄贈の杉で 巣鴨・大正大学に新たなシンボル「祈願塔」を建立 大塚学長による開眼供養を11月11日(土)に開催
大正大学(学長:大塚伸夫、所在地:東京都豊島区)では、すがも鴨台観音堂の正面に山形県最上町長より譲り受けた杉(全長約7m)で、頂上階まで昇ることができない方にも平等に御利益を感じていただきたいという想いを込めて「祈願塔」を建立しました。
諸願成就を祈念して、2017年11月11日(土)に大塚伸夫学長による開眼供養を開催します。
祈願塔とは
大正大学の連携自治体であり、昨年度から地域創生学部の地域実習地として学生が活動を行っている山形県最上町の高橋重美町長※より全長7mの杉の木を譲り受けました。その杉を使用し、すがも鴨台観音堂の正面に地中約3mほど掘削して建立したのが「祈願塔」です。祈願塔の上部は、五大(空・風・火・水・地)に象られ、表面には「観世音菩薩諸願成就之塔」と揮毫(きごう)されています。
※高橋の「高」は、はしご高です。
■すがも鴨台観音堂(通称:鴨台さざえ堂)
大乗仏教精神に基づく建学の理念「智慧と慈悲の実践」を具現化した仏教文化施設として、また、地域の皆さまや参拝に来られた方々が気軽に仏教に触れていただける地域交流の場となることを目指して、2013年5月に建てられました。堂内は、往路と復路が交わることのない二重螺旋構造になっています。その構造を巻き貝のサザエに例えて「鴨台さざえ堂」とも称します。1階に不動明王(ふどうみょうおう)の従者である制た迦童子※(せいたかどうじ)を祀り、頂上階にご本尊である聖観自在菩薩(しょうかんじざいぼさつ)=鴨台観音を安置しています。その鴨台観音の御手と祈願塔は、5色の糸で結ばれているため、鴨台観音に触れるのと同じ御利益があるといわれています。
概要
日時:2017年11月11日(土)
9時~13時 あさ市
(宮城県や山形県、新潟県、徳島県など全国の物産品を販売します)
11時~12時
花会式「鴨台観音祈願塔」開眼供養並びにすがも菊まつり特別法要
会場:大正大学すがも鴨台観音堂(東京都豊島区西巣鴨3-20-1)
菊まつり
同日、大正大学すがも鴨台観音堂周辺では、巣鴨地域で開催している「第25回すがも中山道菊まつり(11月6日から14日まで開催)」の展示会場として開放しています。展示している菊は、大正大学の連携自治体であり、本学埼玉校舎の所在地でもある埼玉県松伏町のもので、地域創生学部の学生が花農家の自宅を訪れて芽から栽培のお手伝いをさせていただきました。