『ズボラ式こそうじ術』『幕末花屋町の襲撃』などコミックの電子版６作品を２月23日（金）に一挙発売！

2018-02-22 14:00

株式会社文藝春秋・電子書籍編集部では２月23日（金）に「ふたりの薄毛物語」「ズボラ式こそうじ術」「やってみました！『年収100万円の豊かな節約術』」（春原弥生）、「英語できるかな？これからでも間に合う英会話コミックエッセイ」（高世えり子）、「京都ゲイタン物語」（大原由軌子）、「幕末花屋町の襲撃」（原作・司馬遼太郎、作画・森秀樹）のコミックエッセイとコミック６作品の電子書籍版を発売いたします。

「ふたりの薄毛物語」「ズボラ式こそうじ術」「やってみました！『年収100万円の豊かな節約術』」は春原弥生さんのコミックエッセイ３作品です。
「ふたりの薄毛物語」は、薄毛のダンナさんと出会いと薄毛との付き合い方を笑いを誘いつつ、ちょっと切なく綴っています。
「ズボラ式こそうじ術」と「やってみました！『年収100万円の豊かな節約術』」では、掃除が苦手でいつも部屋が散らかっていて、貯金もいっこうに貯まらないという春原さんが、便利グッズやその道の達人の力を借りて、悩みを克服していく様子を描いています。春原さんの試行錯誤に笑わされつつ、同じような悩みを抱える人に救いの手を差し伸べてくれる２作品です。
「英語できるかな？」では、英語で取材に答えねばならなくなった高世さんが、ネット、マンガ、演劇を活用し英語の取得を目指し奮闘する自らの様子をおもしろおかしくレポートしています。街中でも外国人が珍しくなくなった昨今。英語で話しかけられたとたんに、頭が真っ白になったなんて人におすすめの１冊です。
「京都ゲイタン物語」では、現在は漫画家として活躍中の大原由軌子さんが、まだ何者でもなかった時代、進学先の京都の美大で出会った、一風変わった仲間たちとの怒涛の日々を描いています。セルフヌードを課題に提出する親友や恋に破れて放浪の旅に出てしまうイケメン君など、とんでもエピソード満載で、読みながら思わずニヤニヤしてしまうこと間違いなしです。
「幕末花屋町の襲撃」は、国民的作家・司馬遼太郎さんのコミック化第２弾。「週刊文春」の連載をまとめた電子書籍オリジナルです。坂本竜馬と中岡慎太郎の暗殺に端を発した天満屋事件を、前作「桜田門外の変」同様、森秀樹さんが緻密なタッチで描いています。竜馬の盟友・陸奥陽之助（宗光）と竜馬に恩を感じるお桂や彦六たちが、どのように出会い、仇を討ったのか。読み始めたら止まらなくなってしまう１冊です。

●春原弥生さんコメント
「『ふたりの薄毛物語』は私の最初の単行本で、とても思い入れのある１冊です。
『ズボラ式こそうじ術』と『やってみました「年収100万円の豊かな節約術』」は
掃除、節約について試行錯誤しながら書いた作品で、その体験はいまでも役に立っています。それぞれの思いの詰まった３冊を読者のみなさんに電子書籍で楽しんでいただけたら幸いです」

著者プロフィール
●春原弥生（すのはら・やよい）
1980年生まれ。長野県出身千葉県在住。企業などに勤務しながらイラストレーターとしての活動をスタート。コミックエッセイ、体験レポート、4コママンガ、イラストカット、キャラクター作成など、雑誌や書籍、広告、WEB等で活躍中。
●高世えり子（たかせ・えりこ）
1982年生まれ。2007年、第31回プチコミックまんが大賞準入選。同年『人のヨメ見て我がフリ直す!?』でデビュー。著書に『理系クン』シリーズ、『英語できるかな？』(共に文藝春秋)など。
●大原由軌子（おおはら・ゆきこ）
1970年生まれ。長崎県佐世保市出身。デザイナーを経て2006年、『大原さんちのダンナさん　この頃少し神経症』で漫画家デビュー。著書に『大原さんちのムスコさん』『大原さんちのムスコたち』（共に文藝春秋）などがある。
●司馬遼太郎（しば・りょうたろう）
1923年生まれ。60年、「梟の城」で直木賞受賞。41年、「竜馬がゆく」「国盗り物語」で菊地寛賞受賞。47年に吉川英治文学賞を受賞するなど、多くの文学賞を受賞。91年、文化功労者。93年、文化勲章受賞。「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「この国のかたち」「司馬遼太郎全集」など著書多数。
＊注意！　司馬遼太郎「遼」は正しくは、「にてんしんにょう」になります
●森秀樹（もり・ひでき）
1961年生まれ。82年『チェイサー』でデビュー。『墨攻』で第40回小学館漫画賞受賞。『戦国子守歌』、『海鶴』、『腕 -駿河城御前試合-』など数多くの作品を手がける。