島津製作所が開発した新型コロナウイルス拭取り検査試薬を用いた、「モノ」の拭き取り検査サービスを全国のデオファクターカーサ正規認定店で実用開始
高橋練染株式会社(京都市右京区 代表取締役 高橋聖介)は、株式会社 島津製作所(京都市中京区、代表取締役社長 上田 輝久 )が開発した(※1 新型コロナウイルス拭取り検査試薬キット -環境検査用-)を用いて、全国で展開する抗ウイルス・制菌施工を目的とした建屋の屋内施工「デオファクターカーサ」の正規認定店で「モノ」の新型コロナウイルス拭取り検査サービスを初めて実用開始。
現在、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の国内の感染者数は1700万人を超え、我が国だけではなく、世界的規模で第6波の流行に襲われています。このような状況下、医療関係者や日々の生活環境下においても感染防御対策は、医療崩壊を防ぐ上でも極めて重要であり、社会的にも喫緊の課題であることから、今般の検査サービスを実施しました。
当社が独自開発した「DEOFACTOR(R) Casa」(※2 ミネラル酸素触媒(R))は、建屋吹付専用加工液として開発された抗ウイルス液剤で、菌を抑制する抗菌作用ではなく、菌を減少させる制菌作用があります。
専用スプレーガンで建屋内の壁や天井、ドアノブやパーテーションなどにDEOFACTOR液剤を吹付施工することで、DEOFACTORの成分が空気中の酸素・水分と化学反応して高反応分子を生成、生成された高反応分子は菌やウイルスを分解し安心な空間を提供しています。同社では認定店制度を採用することで北海道から沖縄まで70社を超える正規認定店がいます。また検査サービスも充実化しており一般的な可視方法であるタンパク質量の測定に加え、一般細菌数を測定する機械と検査員を備えることで「効果の見える化」にも取り組んできました。
今回更なる検査サービス(新型コロナウイルス拭取り検査試薬キットを用いたモノの拭取り検査サービス)の充実化を図ることで、よりお客様に安心をお届けできるように本サービスを開始させていただきました。
当社は、今後も多様なニーズに応えるべく、皆様に安心を提供出来ますように、これからも精進してまいります。
※1 新型コロナウイルス拭取り検査試薬キットを用いた「モノ」の拭取り検査サービス1-(1)参照
※2 ミネラル酸素触媒(R) 2-(3)メカニズム参照
<ご参考>
1.新型コロナウイルス拭取り検査試薬キット -環境検査用-
(1) 検査キットの開発経緯
物質の表面に付着している新型コロナウイルスをPCR検査法によって簡便、迅速、高感度に検出するものです。「ノロウイルス拭取り検査用試薬キット」(2016年発売)で培ったウイルス濃縮技術と、検査の省力化や検出時間の短縮、検査コストの低減を目的に島津製作所独自の遺伝子増幅技術「Ampdirect(R) 技術」を適応し、2020年4月20日に発売した「新型コロナウイルス検出試薬キット」(研究用)を組み合わせ、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とする衛生管理・安全確認に用いる試薬キットとして製品化しました。
(2)
検査対象の物質を拭った綿棒から超微量(0.25コピー/μl)の新型コロナウイルスを検出。「ノロウイルス拭取り検査用試薬キット」の技術を転用。
(3) 検査キットの検査スキーム
2.「DEOFACTOR(R) Casa」について
(4) メカニズム(ミネラル酸素触媒(R))
「DEOFACTOR(R)」の成分に含まれる天然ミネラルが、空気中の酸素と水分に化学反応をし、OHラジカル(高反応分子)を生成します。このOHラジカルの優れた酸化力により、施工面の特定のウイルスの数の減少だけではなく、細菌を減少させることで臭いの発生を防ぎ、かびの発生も抑制します。この触媒作用を「ミネラル酸素触媒」と名付けました。
(5)使用薬剤
無機系 高濃度ミネラル液
(6)安全性
当薬剤の急性経口毒性、変異原性、皮膚刺激性、皮膚感作性の安全性は確認されております。
3.会社概要
社名 高橋練染株式会社
設立 1950年12月19日
代表者 高橋 聖介
所在地 〒615-0092 京都市右京区山ノ内宮脇町1-1
HP https://www.takaren.co.jp/
事業内容 抗ウイルス生地加工、染色整理仕上げ、服地特殊加工、seisuke88ブランド企画製造販売、衛生商材企画製造販売、抗ウイルス施工