Unearth International Limited、ジャスダック上場の 大井電気株式会社(証券コード:6822)に対し、 株主価値向上に向けた要望書を提出
流通株式の流動性向上及び配当方針の改善を要求
大井電気株式会社(以下「大井電気」と言いいます。)の株式を保有する大株主であるUnearth International Limitedは、大井電気に対して、株式分割及び以下に挙げる配当方針への変更を求める要望書を提出いたしました。
概要につきましては下記の通りです。
要望内容
・普通株式1株につき、2株の割合をもって株式分割を行うこと。
・配当性向35%以上もしくは連結自己資本配当率DOE2%以上を目安とした配当方針へ変更を行うこと。
要望書の目的
株式分割を実施することで、大井電気株式の投資単位当たりの金額を引き下げることにより、流動性の向上及び投資家層の拡大を図ること。また、配当方針をより明確にすることで、既存株主及び新規投資家への理解促進を図ること。
要望の主な理由
大井電気の事業内容に鑑みると、第5世代移動通信システム(5G)の普及や企業によるDX投資等を背景としたデータトラヒックの増大に伴い、同社の光波長多重伝送システム事業の業績拡大期待があることに加え、IoT 社会の促進に伴うLPWA等の事業拡大が見込まれ、今後マーケットの拡大が期待できるポジションに位置しています。
一方、大井電気の株価は、9月30日時点でP/E6.2倍、P/B0.5倍と極めて割安な水準であり、その主な要因として、株式の流動性が極めて低いことが考えられます。
この現状が改善されない限り、新規の投資家にとっては非常に投資しづらく、双方にとって機会損失を生んでいため、流通株式の流動性向上のため株式分割を要望いたします。
また、配当方針に関しても“総合的に勘案し”利益配分を行っていると記載がある一方で、実際は曖昧で形式的な算出方法となっているため、配当方針をより明確化していただくことを求めます。
上記の当社要望は、大井電気が株主目線の経営方針を行っていることを市場全体にアピールすることができるため、当社以外の株主様にもご賛同いただける内容であると考えます。
また、本要望内容を実行することにより、取引コストの低下といったメリットがあるため現在株主となっていない個人及び機関投資家への認知度及び株主数の絶対数の向上に大いに貢献するものであると考えております。
是非とも、流通株式の流動性向上及び配当方針の改善を実行していただきたく存じます。
会社概要
商号 : Unearth International Limited
代表者 : Managing Director 内藤 昌弘
所在地 : F20,1st Floor,Eden Plaza,Eden Island,Seychelles
事業内容: 1. M&Aに関する仲介、斡旋及びアドバイザー業務
2. 経営コンサルティング業務
3. 有価証券の保有、運用及び投資
4. 前各号に附帯する一切の業務
URL : https://unearth-int.com/