学生や働けない人を対象にお金の悩みに関するアンケートを実施！～お金を借りたい人向けのポータルサイト『マネナビ』～

2020-03-18 10:00

インターネットメディアを運営する株式会社グリットウェブ(所在地：愛知県豊田市、代表取締役：松井広知)は、お金を借りたい人向けのポータルサイト『マネナビ』でユーザーの悩みに寄り添ったコンテンツを作成するために、アンケート調査を実施しました。

アンケート調査1. 生活保護制度の利用に関する調査

低収入または働けないユーザーに対して最適な情報を提供をするため、生活保護制度の利用に関するアンケートを実施。
生活保護制度を利用しているユーザー100人に「生活保護制度を利用して安定した生活できるようになりましたか」と質問したところ、「はい」と答えた人が37人、「いいえ」と答えた人が63人でした。
国からの支援を受けたからといって、必ずしも安定した生活を送れるわけではないという結果が出ています。
生活保護制度を利用しても生活が苦しい原因は、以下のとおりです。

・生活保護費を引き下げられたから(43.2％)
・生活費や光熱費などの支出が多いから(24.1％)
・借金の返済に追われているから(21.8％)
・ギャンブルがやめられないから(10.9％)

生活が安定しない原因として最も多かったのは、生活保護費の引き下げでした。
生活保護費は2018年から2020年にかけて毎年引き下げられているため、打撃を受けた家庭が多かったようです。

アンケート調査2. 生活保護制度の受給額に関する調査

生活保護制度を利用しているユーザー100人に対して「2019年に生活保護費をいくら引き下げられましたか」と質問したところ、約8割が1円～5,000円と回答しました。
月額で引き下げられるのは5,000円程度だったとしても年間で受給できる金額は大幅に減ってしまうため、生活保護制度とは別に資金調達をする必要がありそうです。

・1円～5,000円(67.9％)
・5,001円～10,000円(18.3％)
・10,001円～15,000円(7.3％)
・15,000円以上(6.4％)

合わせて「カードローンなどといった民間融資を検討しているか」という質問をしたところ、72人が「はい」と答えました。
特に子供がいる家庭は教育費などで高額のお金が必要になるため、他の資金調達方法を視野に入れた方が良いでしょう。

アンケート調査3. 奨学金制度に関する調査

奨学金制度を過去に利用した100人に「奨学金制度の返済が滞ったことはありますか」と質問したところ、51人が「はい」と答えました。
奨学金制度は高額な入学費用や授業料を借りられるものの、社会人になってから返済費用の工面に苦しむ人が多いようです。
合わせて「奨学金制度の返済が苦しくなった際はどのようにお金を工面しましたか」と質問したところ、以下のような結果になりました。(複数回答可)

率先して残業やバイトに取り組んだ(56.4％)
金融機関で融資を受けた(49.8％)
親からお金を借りた(20.1％)
友人からお金を借りた(13.3％)
自己破産の申し立てをした(10.4％)
返済が苦しいと感じたことがない(8.9％)

返済が滞らないように残業やバイトなどで収入を増やした人が最も多く、次いで金融機関でお金を借りて工面したという人が多いことがわかりました。
一方で全体の1割が自己破産の申し立てをしていることから、奨学金制度を利用するのはハイリスクであることがわかります。

以上の結果を、『マネナビ』のコンテンツ作成の向上に役立てていきます。
( https://mane-navi.net/case/hogohi/ )
( https://mane-navi.net/student/shogakkin-hasan/ )

＊株式会社グリットウェブの取り組み

株式会社グリットウェブは持続可能な開発目標「SDGs(エスディジーズ)」に賛同しており、「5. ジェンダー平等を実現しよう」「8. 働きがいも経済成長も」の目標達成に貢献しています。
「SDGs」とは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための国連サミットで採択された国際共通の目標のことです。
具体的な取り組みとしては女性講師による女性向けライター講座を実施し、結婚や出産を機に仕事から離れた人でも再び活躍できるように支援しました。
今後は「地方創生SDGsパートナーシップ」への加盟を申請するとともに、今後も引き続きSDGsのゴールに向けて取り組んでいきます。