炒飯・カレーライス・リゾットに最適!糖質・カロリー“50%OFF” レトルトご飯パック『ヘルシーライス』が完成!
1914年(大正3年)創業の蒟蒻製造メーカー、ナカキ食品株式会社(代表取締役社長:中村 寿和/所在地:愛知県稲沢市目比町土深38)は、レトルトご飯パック『ヘルシーライス』を完成させたことをご報告いたします。
当社は、日本の伝統食品である蒟蒻を海外の人々に食べてもらえるように蒟蒻のもつ欠点(臭い匂い、水っぽい、味染みが悪い)を克服して着実に海外に成果を伸ばしてきました。
そしてこの蒟蒻ライスをベースにして白米とのコラボでレトルトご飯パックを海外向けに作りました。日本人はある意味、米に対する考えは独特で、米単体が主食となり、旨味があってモチモチ食感があるものが好まれますが、海外から見れば一般的ではありません。世界の米の需要からするとジャポニカ米は全体の20%にしかすぎず、インディカ米が主流になっており、他国では米は料理具材の一つとしか見られていないのが現状です。
そこで当社は、インディカ米の性質を持っていて、糖質・カロリー50%以上カットのパラパラになる蒟蒻のヘルシーライスを世界中に売り出そうと考えました。
企業名 : ナカキ食品株式会社
HP : https://www.nakakifood.com
Instagram: https://www.instagram.com/healthy_food130/
韓国で大人気
韓国では米コンニャクと玄米・麦・雑穀米などを混ぜ合わせたレトルトパックご飯を韓国の協力会社「株式会社大信物産」が製造販売していますが、現在、通販サイトで年間600万食売れている大ヒット商品です。この製法を当社は10年前にできあがっていましたが、お米の知識も余りないことから、製品のリスクと日本市場では受け入れられないと判断して株式会社大信物産に製法を教えました。当然、当社のノウハウだけで上手くいくはずがない中、株式会社大信物産で研究を重ねてコンニャクご飯75%に玄米・麦・雑穀米などを25%混ぜて一つのレトルトパックご飯を商品化させました。
しかしながら、白米と合わせることは非常に難しく、製品の袋の中で米の硬さにバラツキが出て、柔らかい部分とまだ生米に近い部分があり美味しくありませんでしたが、技術の指導的な立場にある当社が5年かけて完成に至りました。
商品化への難しさ
今回の製品は糖質・カロリーを50%以上カットしたレトルトのご飯パックです。製法として米状のコンニャクにお米と水を加えて包装し、加熱する時にお米が煮上がるイメージで炊き上がります。当社が開発したナカキライスは水が出ない特徴をもっておりますが、お米が煮え上がる時の水を吸収するエネルギーがコンニャクの水を保持するエネルギーより大きいため、ご飯がベタつきます。この水を加減すると袋の上部の米が生煮えで硬く仕上がります。これをどうやって均一化させるかが難しかったです。種を明かせば簡単なことですが、コンニャクの水を保持する力を強めて、またご飯が炊けるときの周囲から水を引く力が小さい品種の米を探すことで解決しましたが、5年もの歳月を要しました。
次に包装形態ですが、一般のレンジパックの容器ではそのまま食べるご飯としての先入観が強すぎると思い、写真のような袋に入れました。当社は日本より海外での販売を優先するため、調理する時の具材として使われやすい形態が良いと考え、中身のパラパラ感が見えた方が良いと結論付けて単袋の含気包装に拘りました。空気が混入しますと、コンニャクの原材料に使用されている大豆の油脂分が酸化してしますので、賞味期限を7カ月間保つために、不活性ガス充填で防ぎました。
試験販売として「Makuake」で募集!
お米が好きな日本人にとって、このヘルシーライスが受け入れられるかわからないので、情報を集めるため、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」で販売をしてみました。韓国でも人気が高いので、日本でも糖質オフ・ダイエット・健康に関心がある方が多いと予測していましたが、予想通り多くの方からご注文をいただき、目標金額の47倍に達しました。製造方法も完全に確立していませんでしたが、試行錯誤しながら製品を造り、製造のライン化を検討する研究材料にいたしました。やっとの思いで、大量生産できる製造ラインの完成に漕ぎ着けるに至りました。
「Makuake」URL: https://www.makuake.com/project/nakakifood4/
今後の販売計画
当初の計画ではアジア圏(シンガール・台湾・中国・香港・インドネシア)をターゲットに販売予定でした。これらの国では白米をそのまま主食として食べるより、炒飯などの具材としての考え方で食べています。今回、写真のようなパッケージにしたのもその影響からです。どこの国でも富裕層はどうしても肥満が進み、国によっては体重を落とすことに奨励金が出るほど困っていたり、飽食によって子供も食べることの欲求が高く、肥満児が多いと社会問題にもなっています。現在、この製品に先駆けてマンナンを使用したナカキライス・ナカキヌードル・ナカキラーメン(ナカキプレミアム)をアジア圏で販売していますが、台湾・中国・香港・シンポール・マレーシアで高い支持を得るようになり、今後はもっと食べやすいヘルシーライスをアジア圏で販売予定ですが、国内におきましては、今回の国内調査での結果、炒飯専用のヘルシーご飯という位置づけなら多くの注目が得られるかもしれないと、販売に踏み切るよう考えを改めました。
当社がめざす方向
日本の伝統食品である蒟蒻は確かに日本料理を作る上で欠かせない素材の一つですが、美味しく食べるための調理に時間がかかり、忙しい現在の食事作りに不向きのため、年々消費量が落ちてきています。そこで、この伝統食品の原材料「こんにゃく芋」を作る農家を守り、蒟蒻文化を守るために世界で通用する製品つくりの開発を進めてきました。
日本人が持つ蒟蒻に対する概念の中では、歯ごたえがあり、ゴムのような食感が伝統的に好まれてきましたが、海外に視野を向けて考えてみると、臭い匂い・ゴムのような食感・味が染みないなどの理由で全く欧米人には見向きもされません。しかし、こんにゃく芋は糖質・カロリーが低く食物繊維が含まれていることは多く知られています。そこで、こんにゃく麺・ライスの製造方法を根底から見直し、こんにゃくの持つ良い点は残し、悪い点をすべて克服してリニューアルに努めました。
その特徴はまさに簡単調理、ヘルシー、美味しい!
下拵え不要で電子レンジで温められ、味染みも良い簡便性のあるコンニャク製品です。
無味無臭で味が瞬間的に浸み込みますので、調理したい人が思いの味を表現でき、更に凄いことにその美味しさが翌日でもレンジで温めれば同じ味で楽しむことができます。
ご家庭で市販のソース・タレを絡めるだけで一瞬に味がしみ込み、簡単・手軽に食べられますから、世界中の味付けをした料理も当社のアンテナショップ「Kitchen Nakaki+」で調理して海外のお客様を招待して試食会を繰り返しましたので、間違いないと確信しています。これから世界中の国々で親しまれるように広報活動に力を注ぎ、NAKAKIを世界のブランドになるように邁進していく所存です。
会社概要
商号 : ナカキ食品株式会社
代表者 : 代表取締役社長 中村 寿和
所在地 : 〒492-8446 愛知県稲沢市目比町土深38
創業 : 1914年10月
設立 : 1948年8月
事業内容: こんにゃく、生菓子の製造販売
資本金 : 3,200万円
URL : https://www.nakakifood.com
本製品に関するお客様からのお問い合わせ先
ナカキ食品株式会社
Tel:0587-36-7211