『引き籠もるアメリカ、すがり付く日本 ~安倍外交“真”総括』好評発売中!

『表現者クライテリオン』の2020年1冊目が刊行されました。
安部外交に焦点を当て、今号も鋭く切り込んでいます。

ここで編集長のメッセージを・・・

「この号は、現状の政府、つまり安倍内閣を、適切に「評価」
するにあたって、とりわけ重要な内容のものと思います。

一言で言って、もう、「憲政史上最悪」の一つではないか?
と思える程の惨い水準にあるのが、安倍外交なのです。

そのメチャクチャさは、
デフレが深刻化し、輸出も賃金も下落していく中で、
消費増税を毅然と断行しちゃうくらい、
ほとんど「コメディ」「ギャグ」レベルにあります。

何といっても恥ずかしいのが、
「アジア、極東、そして日本からの撤退」を匂わしている
トランプ大統領に、「すがり付く」様な外交です。

つまり、何とかアメリカのご機嫌を取ろうと、
・日米FTAだとか、
・種子法撤廃だとか、
・遺伝子組み換え食品の表示の(事実上の)撤廃だとか、
・アメリカ国内ですら禁止されている強力な農薬の解禁だとか
・IRの導入だとか・・・
を通して、日本のあらゆるモノや利権を
アメリカに差し出している、という有様です。

しかも、それら差し出すものがそれぞれ、
アメリカから言われて致し方なく差し出すのみならず、
差し出せとも言われていないのに、
勝手に「アメリカを忖度」して、
あれもこれもと差し出しているのが実情です。
(政府が進める「構造改革」なるものの多くが、
 まさにそういう「アメリカへの忖度」が
 基本的な動機になっているのが実態です)

それはまるで、
そろそろ年増になってきたので、
旦那に捨てられそうになっているが、
何とか、旦那の気をひこうと、
ありとあらゆるものを貢ぎ始めた、
恥も外聞も何もない情けない「年増の愛人」・・・
の様な風情。

そんな「年増の愛人」が辿る末路は一つしかありません。

そもそも旦那は
そんな愛人から心が離れ切ってしまっているわけですから、
むしり取れるものは全てむしり取り、
もうむしり取るものが無くなったら、あっさりと「ぽい」と捨てる、
他ありません。

だから、「誇りの問題」からのみならず、
「損得の問題」から言っても、
捨て去ろうとしている旦那に、
恥も外聞もなくすがり付いては絶対にいけないのです!

にも拘わらず、それが分からない「馬鹿年増愛人」は、
現実を認めたくないもんだから、何もかも貢ぎ始めるわけです。

で、そんな馬鹿丸出しの恥ずかしい外交を展開しているのが、
現在の安倍外交に相違ない・・・というのが、今回の特集の眼目です。

しかも・・・、
他所からは、そうやって「年増の愛人」
だとみなされ、心底侮蔑されているのですが、

(そのあたりのお話は巻頭の伊藤貫先生から、
たっぷりとお話いただいています!)

国内に向けては、
「地球儀外交」だとか「外交の安倍」だとかなんとか言って、
「さも男らしい立派な外交」をやっているという
イメージ戦略を展開しているのですから・・・

何重にも恥ずかしいのが、
現在の安倍外交の真の姿、だという次第です。

で、そういう情けない馬鹿な振る舞いを辞めさせるためには、
国民世論が、そういう情けない馬鹿な振る舞いを
過不足なく、客観的かつ冷静に認識することが
必要不可欠です。

本特集が、そうした適正かつ冷静な世論形成に向けて
貢献できますこと、心から・・・祈念したいと思います。

ついては皆様も是非、表現者クライテリオンの最新号
『引き籠もるアメリカ、すがり付く日本 ~安倍外交“真”総括』、
をご一読下さい!」

なるほど、
「すがり付く」様な外交を客観的かつ冷静に認識することが大切なのですね!

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