WEBデータベースアプリケーション『Exment』 3つの機能のパフォーマンス改善バージョンをリリース

株式会社カジトリ(所在地：東京都江東区、代表取締役：野呂 清二)は、WEBデータベースアプリケーション『Exment』のパフォーマンス改善バージョンを8月上旬～中旬にリリースいたします。

『Exment』は、2019年1月に株式会社カジトリがリリースした、国産OSSでローコードの無料のWEBデータベースです。

『Exment』の利用者様が増えていくなかで、パフォーマンスについてリクエストをいただくことも多くなってまいりました。今回は、その中でも3つの機能のパフォーマンスを改善しました。

1. ワークフローのメール送信を伴うアクションの所要時間短縮
   Exmentのワークフローでは、申請や承認といったアクションを実行すると、次のアクション実行者などにアプリ内通知やメールを送信する機能があります。この時、メール送信でエラーが発生した場合、アクション実行者にメッセージを表示するために、メール送信先すべてにメールが送信されるまで、画面が遷移せず待機を余儀なくされるケースがありました。
   このメール送信エラーに関する仕様を変更することで、アクション実行後の待機時間を無くすことができました。

ワークフローのアクションを実施してから次画面に遷移するまでの所要時間

2. ビュー(一覧画面)の1ページ目の表示時間短縮
   Exmentは、機能強化、機能追加を進めることで、機能の充実を図ってきましたが、機能を充実するために、各機能に少しずつですが「速度」という形で影響を与えてきました。
   今回は、各機能の関係性を壊すことなく、リファクタリング(コードの整理、無駄な処理の除去)を行うことで、ビュー(一覧画面)の1ページ目の表示速度を改善することができました。

ビューを初期表示(1ページ目表示)

3. 数百万レコードのテーブルでのビュー(一覧画面)の最終ページの表示時間短縮
   Exmentの利用者様の中には、1テーブルで数百万レコードの「大量データ」の管理を希望される利用者様も少なからずいらっしゃると思います。
   これまでのExmentでは、大量データをビューで表示する際、最終ページの表示に非常に時間がかかる問題がございました。
   この問題を、リファクタリング(コードの整理、無駄な処理の除去)を行うことで、ビュー(一覧画面)の最終ページの表示速度を改善することができました。

ビューのページ指定表示(最終ページ表示)

「パフォーマンス改善バージョン」は、8月上旬～中旬にリリース予定です。
今しばらくお待ちいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
私達は、これからも皆様がより便利に、より使いやすく、より業務に集中できるようなアプリケーションを開発してまいります。
今後とも『Exment』を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

商号　： 株式会社カジトリ
代表者： 代表取締役　野呂 清二(のろ せいじ)
所在地： 〒135-0004　東京都江東区森下3-15-1(株式会社エクシード・ワン内)
設立　： 2019年01月11日
資本金： 3,000万円
URL　 ： https://kajitori.co.jp/