日本三大庭園・岡山後楽園で和文化体験コンテンツを開催　衣紋者による十二単の着付けを間近で見学できる「日本の心、十二単神事」

2025-08-07 15:00

ITプラン株式会社(本社：岡山県岡山市、代表取締役：太田記生)は、2025年10月26日(日)に岡山後楽園鶴鳴館本館にて、外国人旅行客、および日本人観光客をターゲットとした和文化体験コンテンツ「日本の心、十二単神事-The Spirit of Japan: Juni-hitoe Sacred Ritual-」を開催します。
当企画は、日本の古来からの精神性である「八百万の神」の概念と、すべてのものに感謝する心を伝えることを目的としています。この体験を通じて、外国人観光客の皆様が日本の精神文化への理解を深め、異文化への敬意と相互理解を育む一助となることを目指します。国内観光客にとっても、日本人の精神性を体感することで、国内旅行をさらに深く理解し楽しめることでしょう。表面的な日本文化体験だけでなく、奥深い日本文化を知ることは、ここでしか体験できないこの上ない特別な体験になるはずです。
日本人が神の領域と人の領域を区別し、身を清めて神に祈りを捧げるという精神のあり方を、衣紋道(えもんどう)を極めた衣紋者(えもんじゃ)による十二単(じゅうにひとえ)の着付けを通して体現し、参加者には「神事に参加する体験」として提供します。

従来の観光コンテンツとの違い・本企画の独自性

1、「着る」から「『道』を識る」へ
十二単の着付け体験とは異なり、神職による祝詞奏上やお清めの作法を通じて、日本古来の精神性と神聖な「道」(衣紋道)を深く理解し、体感できる唯一無二の機会を提供します。

2、「観光地」から「精神の舞台」へ
日本三大庭園の一つである岡山後楽園鶴鳴館本館という、日本の美意識と歴史が息づく特別な空間を舞台に、神聖な儀式への参加を通じた「神事体験」を提供します。通常の観光では味わえない、特別な時間をお過ごしいただけます。

3、「知識」だけでなく、「五感で感じる日本の心」
衣紋者による十二単の着付け実演を間近で見学し、希望者には十二単を羽織って重さを実感していただく体験もご用意。さらに、平安時代に嗜まれていたお茶とお菓子を含め、神に捧げたものを皆でいただく「直会(なおらい)」を通じて、日本の美意識や精神性を五感で感じ、深い感動と心の豊かさを育みます。

体験いただける内容(一部)

・お清め：神事に参加する前に心身を清める作法を体験いただきます。
・祝詞奏上：神職による祝詞奏上
・十二単着付け実演：衣紋者による着付けをご覧いただきます。
・十二単羽織り体験：十二単を一式羽織っていただく体験ができます。写真撮影も可能です。
・直会(なおらい)：神に捧げたお供え物、お茶やお茶菓子を参加者全員でいただきます。

参加者には、衣紋者による十二単の着付けを間近でご覧いただけます。その歴史や装束の意味、美意識についても日本語と英語で解説します。
希望者には、十二単の羽織体験(空蝉(うつせみ)といいます)を通じて、その重みや素材感を実際に感じていただけます。写真撮影も可能です。
直会では、平安時代に嗜まれていた餅茶(へいちゃ)と甘葛(あまかずら)を含んだお茶セットを提供します。
鶴鳴館での解散後、閉園時間まで後楽園内は自由に散策いただけます。事前希望があれば、後楽園案内ガイドの手配も可能です。
※スケジュールは変更になる可能性があります。

開催概要

開催日　： 2025年10月26日(日)
場所　　：岡山後楽園鶴鳴館本館(〒703-8257　岡山市北区後楽園1-5)
集合場所：岡山後楽園入園券売場(県立博物館前)
実施時間： 2時間 × 2回実施
　　　　　・1回目：10:00～12:00
　　　　　・2回目：13:30～15:30
参加費　：お一人様各回　22,000円(税込)
　　　　　 ※1回目と2回目は同じ内容になります。
　　　　　 ※参加費に含まれるもの：後楽園入場料、お茶・茶菓子
募集人数： 40名(最少催行人数10名)
対象者　：外国人観光客、日本人観光客(言語：日本語・英語対応)
申込方法： ITプラン・ツーリズム・センターWebサイトにて
　　　　　 2025年8月7日から予約受付を開始
　　　　　 https://market.itplan-global.com/20251026-12/