乳がん予防医学推進協会の助成事業「MOTHER'S基金」を開設 乳がん治療中の経済面・精神面での救助を目指す
乳がん啓発推進を行う一般社団法人乳がん予防医学推進協会(所在地:神奈川県横浜市中区、代表理事:野澤 亜樹・丸山 裕美)は、乳がん罹患者を対象に、乳がん治療中の経済面・精神面での救済を目的とした助成事業である「MOTHER'S基金」を2024年4月1日に開設し、全国から広く募集しています。
「MOTHER'S基金」詳細URL: https://nyisk.com/cn16/MothersFund.html
背景
母として子供を支えながら、闘病生活をされているシングルマザーの方がいました。闘病中は治療費以外のお金も多くかかり、それは保険ではまかないきれないものでした。
通院費や子どもの養育費、食費など、仕事もままならぬ中、多くの項目が自己負担であり、ついには治療をあきらめるという選択をしました。生前、彼女は「自分と同じ思いをする人を減らしたい」とおっしゃっていました。当協会はその想いを引き継ぎ、乳がん患者さんの闘病中のお力になるべく、「MOTHER'S 基金」を立ち上げました。
展開内容
(1) 乳がんにかかる方は女性の9人に1人の時代
乳がんの罹患者は年々右肩上がりで増え続け、社会的に進出している世代にとっては、経済面・社会面・精神面において大きな負担となっています。長い治療期間中には、治療費以外にも通院費・子どもの学費・ウィッグ代・薬に作用による気分の落ち込みなど思わぬことが起こり、想定外の出費が必要となることもあります。本事業は、社会的な支援制度ではカバーしきれない部分を助成し、年齢性別問わず、乳がん患者の負担軽減や心のケアを目的とします。
(2) 助成金はわずかでも心の支えに。
支援金の使用用途に指定はありません。ご自身の必要なものを購入したり、通院時のタクシー代や、気分転換の旅行などの資金にしていただき、思うように使ってリフレッシュ。申請は治療中の証明と、支援金に関する簡単なアンケートを後日提出していただきます。受給者の負担や制約もありません。
助成金受給者の募集概要
支給対象者:乳がんで闘病中の方(男性も可)
募集人数 :10名
支給額 :1万円
応募条件
・助成後のアンケートにご協力いただける方(助成金の用途は自由)
・治療計画書、主治医の診断書、診療明細書等、乳がんで治療中であることがわかるものの写真
選考方法 応募者の中から、当協会のMOTHER'S基金委員会にて審査による選考を行います。
スケジュール
- 応募締切 2024年12月31日(18時締切)
- 選考 2025年1月初旬
- 助成金決定報告・支給 2025年1月中旬
- 助成金使用等報告 2025年3月31日まで
今後の展開
順次、対象者の人数を拡大し、全国の乳がん患者へ届けられるように事業を展開していきます。ご支援いただいた企業や団体、個人には、受給者からの声をまとめたレポートを送付、またホームページに寄付者として掲載します。支援者と受給者の想いを結び、全国の乳がん患者を社会全体で支えていくことを目指します。
法人概要
商号 : 一般社団法人乳がん予防医学推進協会
代表者 : 代表理事 野澤 亜樹、丸山 裕美
所在 : 〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町 1-101-1 クロスゲート7F
設立 : 2020年3月
事業内容: 乳がん啓発推進(知識の普及・検診の普及などの各事業)
資本金 : 100万円
URL : https://www.nyisk.com
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
一般社団法人乳がん予防医学推進協会 お客様相談窓口
TEL : 045-900-1296
お問い合せフォーム: https://nyisk.com/contact.html