役目を終え廃棄されていた剣道の竹刀をリメイク　新たなカタチに生まれ変わったエコなアクセサリーを販売開始

ENN株式会社

2020-11-09 09:30

古くから剣道着等に使用されてきた日本の伝統的な織物『藍染』と『刺し子生地』を使用したアイテムを製作しているENN株式会社(屋号：ENN LIVING WORKS、所在地：宮城県仙台市)が、エコを意識した新しい商品を販売開始いたしました。

・廃棄を減らしゴミを出さない“ECO-FRIENDLY”
・日本の技術、文化を集結した“JAPAN BLUE ACCESSORY”
・加工～組み立て、藍染まで国内生産“MADE IN JAPAN”

日本のゴミ問題は今とても深刻です。
まだ使える物、再利用できる物が沢山あるのに、早々にゴミとして排出されてしまいます。剣道で使用される竹刀も例外ではありません。
そこで当社は激しい稽古により破損し廃棄されてしまう竹刀に注目しました。

剣道人口と激しい稽古により消耗品となる竹刀

全日本剣道連盟によると、日本の剣道人口は2014年末で177万人。全日本柔道連盟の登録者数16万人の約10倍を誇るといわれております。実は多い剣道の競技者人口。消耗品である竹刀はそれだけ大量に燃やされ廃棄されているということです。

環境問題(eco-friendly)×武士道(bamboo sword)＝アクセサリー(fashionable)

剣道とファッションに長年携わってきた当社が、このようなテーマのもと廃棄処分されるはずの竹刀から産まれたバンブービーズを自社で藍染し、国内生産のブレスレット＆ネックレスを作成しました。
竹から加工された竹刀。そして、それをさらに加工しビーズにして取り出すのには竹刀の太さ、厚み、質感が違うことなどから様々な問題がありました。
しかし、高い技術を持つ国内協力工場に繰り返し試作をしてもらい、一つ一つ職人の手によりビーズを製作することができました。

出来上がった竹ビーズは自社で一つ一つ手作業で繋いでいます。

少しでもエコを意識する。少しでもファッションを楽しむ。
そんな商品となる願いも込めてリリースいたしました。

ENN LIVING WORKSについて

ENN LIVING WORKSは、古くから剣道着等に使用されてきた、日本の伝統的な織物である「刺し子生地」と「藍染」を使用したアイテムを中心に製作しております。

当社は20年以上剣道に携わってきました。リアルに感じていた剣道着の素材である「藍染刺し子生地」の良さ、役目を終え行き場をなくした剣道着。そこで剣道家から役目を終え想い入れのある道着をお預かりし、オーダーメイドでバッグや小物にカタチを変えお渡ししています。「たったひとつをあなたのためにあのひとのために」
というコンセプトからスタートし、剣道着リメイク事業から立ち上げたブランドです。

そして現在は、「生まれは日本、想いと価値を。」というコンセプトのもと、新品の藍染刺し子生地の使用も取り入れ、よりたくさんの人々のライフスタイルに寄り添えるアイテムを企画し現代社会と調和する丁重で独創的な製品を作り出しお届けしています。

古き良き日本の伝統文化を途絶えさせることなく、現代から未来へ伝え、広げていきます。