コーヒーや、エナジードリンクで「カフェイン」をとり過ぎていませんか?普段飲んでいる飲み物のカフェイン量や1日の摂取量の目安などを紹介

セントラルメディエンス、コラム更新のお知らせ

 医療従事者のマッチングや医療品の卸、医療機関のトータルサポート事業を展開する株式会社セントラルメディエンス(本社:東京都港区、代表取締役:中川隆太郎、以下「当社」)は、「カフェインの摂取」についてご紹介するコラムを更新しましたのでお知らせいたします。

 みなさんは、普段コーヒーや紅茶、お茶を飲まれますか?疲れた時にエナジードリンクや栄養剤などに頼る方も案外多いのではないでしょうか?これらの飲み物に共通するのは「カフェイン」が入っていることです。カフェインというと眠気覚ましなどのイメージが多いかと思いますが、近年カフェインが多く含まれると謳われた飲み物も多く販売されています。今回のコラムでは、カフェインって1日どのぐらいとっても大丈夫なの?注意するべきことは?などをご紹介いたします。

 


 

■カフェインのデメリットとは

 カフェインを眠気覚ましなどに利用される方が多いと思いますが、デメリットもたくさんあるんです。
カフェインを過剰に摂取し、中枢神経系が過剰に刺激されると、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠が起こります。消化器管の刺激により下痢や吐き気、嘔吐することもあります。
長期的な作用としては、人によってはカフェインの摂取によって高血圧リスクが高くなる可能性があること、妊婦が高濃度のカフェインを摂取した場合に、胎児の発育を阻害(低体重)する可能性が報告されています。

出典:厚生労働省 食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170477.html

 

■1日の摂取目安は?

 カフェインを一生涯摂取し続けたとしても健康に悪影響が生じないと推定される1日当たりの摂取許容量については、個人差が大きいことなどから日本においても国際的にも設定されていませんが、妊娠している女性や子供の摂取に対しては目安が発表されています。

例えば、世界保健機関(WHO)は、2001年にカフェインの胎児への影響はまだ確定はしていないとしつつも、お茶、ココア、コーラタイプの飲料はほぼ同程度のカフェインを含んでおり、コーヒーはその約2倍のカフェインを含んでいることから、コーヒーを1日3~4杯までにすることを呼びかけています。
また、イギリスの英国食品基準庁では、2008年に妊娠した女性がカフェインを取り過ぎることにより、出生時に低体重となり将来の健康リスクが高くなる可能性があるとして、WHOよりも厳しい1日あたり200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)に制限するよう求めています。
カナダ保健省では、子供はカフェインに対する感受性が高いため、4歳~6歳の子供は最大45mg/日、7歳~9歳の子供は最大62.5mg/日、10歳~12歳の子供は最大85mg/日(355ml入り缶コーラ1~2本に相当)までと発表されています。

 

■カフェインは食品にどのぐらい含まれている?

 カフェインは、コーヒー、紅茶、緑茶などの日常的に摂取する食品に含まれています。また、コーラなどの清涼飲料水にもカフェインが含まれています。特に、カフェインを多く添加した、いわゆるエナジードリンクなどでは、コーヒー、紅茶、緑茶などより多くのカフェインを含む製品もあります。

いわゆるエナジードリンクなどは、缶や瓶1本当たりにすると、コーヒー2杯分に相当するカフェインを含むものもありますので、製品に記載されている表示をよく確認の上、子供、妊婦、授乳中の方、カフェインに敏感な方などは飲用を控えたり、他のカフェインを含有する製品を併せて喫食したりしないようにし、1日に何本も飲まないように注意しましょう。
また、カフェインを含有する医薬品を服用する場合には、多量のカフェインを一度に摂取することから、カフェインを含有する飲料との併用は避ける必要があります。医薬品の使用方法などを記載した「添付文書」において、コーヒーやお茶などのカフェインを含有する飲料と同時に服用しないよう注意喚起がされていますので、添付文書をよく読み、用法・用量をよく守って服用しましょう。

 

■お酒との同時摂取は避けよう

 カフェインを多く含む清涼飲料水とお酒(アルコール)の同時摂取については、米国疾病予防管理センターは、カフェインがアルコールによる機能低下を隠すことにより、アルコールを飲み過ぎてしまい、結果としてアルコールによる健康への悪影響を受けやすくなると指摘していますので避けましょう。

 

■まとめ

 子どもや妊娠されている方でなければ、お茶やコーヒーを1日数杯飲む程度であれば影響は少ないと思います。しかし日本でもエナジードリンクを常用的に飲んでカフェイン中毒になり救急搬送されたり、亡くなった方がいらっしゃるという報道もありますので、日常的に頼らず、上手にカフェインと付き合っていきましょう。

 


 

株式会社Central Medience

代表者:代表取締役 中川隆太郎
所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-1 虎ノ門ツインビルディング EAST棟8階
事業内容:メディカルサポート、メディカルキャリア、医療経営等のソリューション提供 他
公式HP:https://centralmedience.com/ 

 


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