震災後に調査実施「結婚総合意識調査2011」発表

 株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:柏木 斉)が運営するブライダル総研では、結婚トレンドを予測するための基礎資料として、20代から40代の既婚者と未婚者、および60代までの結婚式列席経験者、計3588人を対象に、結婚に対する価値観をとらえる『結婚総合意識調査』を一部地域を除き全国で実施いたしました。調査結果の要旨をご報告させていただきます。

▼「結婚総合意識調査2011」の詳細はこちら
http://www.recruit.jp/news_data/old/2011/08/20110831_12458/

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http://bridal-souken.net/

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■未婚者と既婚者の結婚生活意識の違い
 既婚者は未婚者よりも、結婚したら「子育てに苦労する」と思っていない。
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Q.結婚して、生活がどう変わると思いますか?または変わりましたか?

 ◇既婚者の結婚生活意識のトップは「家族の絆が得られる」8割超

  既婚者
   1位 家族としての絆が得られる(男性80.5%・女性88.0%)
   2位 好きな人と一緒にいられてうれしい(男性76.8%・女性85.8%)
   3位 精神的安定(安らぎ・寂しくないなど)が得られる(男性75.4%・女性85.0%)
  
  *未婚者の1位は、男性が「好きな人と一緒にいられてうれしい(73.2%)」
   女性は「家族としての絆が得られる(81.9%)」   

 ◇未婚者と既婚者の結婚生活意識のギャップが大きい順

  男性
   ・30.5pt差 子育てに苦労する(未婚者58.7%・既婚者28.2%)
   ・20.7pt差 生活が便利になる(未婚者23.4%・既婚者44.1%)
   ・19.2pt差 親戚づきあいなどが増えて面倒だ(未婚者45.8%・既婚者26.6%)
   ・17.5pt差 未仕事に打ち込める(婚者28.9%・既婚者46.4%)
  
  女性
   ・33.4pt差 子育てに苦労する(未婚者60.3%・既婚者26.9%)
   ・21.8pt差 相手の親の面倒をみなくてはならない(未婚者57.8%・既婚者36.0%)
   ・20.4pt差 自由な時間が増える(未婚者7.5%・既婚者27.9%)
   ・20.3pt差 親戚づきあいなどが増えて面倒だ(未婚者61.8%・既婚者41.5%) 

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■『結婚』をあらわす漢字
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Q.あなたにとって『結婚』とは何ですか。(漢字1~2文字・自由記述)  

 ◇未婚者・既婚者ともに1位が「絆」、2位は「幸」

  既婚者(n=1396)
   1位 絆(193票)
   2位 幸(119票)
   3位 安心(59票)
  
  未婚者(n=1392)
   1位 絆(151票)
   2位 幸(74票)
   3位 愛(70票)
  
 *3位を比較すると、未婚者が夫婦関係を恋愛的にとらえる傾向が比較的強い一方で、既婚者は実生活の共同者ととらえる傾向が強いと言える。

 *上位10位の中で、未婚者と既婚者のギャップが大きかった漢字は『束縛』であった(既婚者49位(4票)・未婚者7位(33票))。

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■震災後の結婚式に対する「招待客」の意識
 ~震災後も結婚するカップルを応援したい招待客は8割以上~
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Q.結婚式は、震災を考慮して控えるべきだと思いますか。
 
   そう思う(3.4%)
   そう思わない(81.4%)

Q.近しいカップルから結婚式に招待されたら、喜んで出席しますか。

   そう思う(86.9%)
   そう思わない(4.5%)

Q.こんな時だからこそ、家族の絆や周囲とのつながりがより大切だと思いますか。

   そう思う(84.8%)
   そう思わない(3.8%)

 *招待客の中にも結婚式を実施すべきという声が多く、震災によって“絆”や“つながり”に対する意識が高まっていると言えそうである。

▼「結婚総合意識調査2011」の詳細はこちら
http://www.recruit.jp/news_data/old/2011/08/20110831_12458/

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■調査概要
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◇未婚者編
【方法】インターネットによるアンケート調査
【期間】2011年4月14日(木)~4月23日(土)
【対象】「今現在、結婚していない(結婚はしたことがない)」20~40代の男女
     ※ただし「婚約中」と回答した人を除く
【集計サンプル数】 計1392人
「総務省統計局 平成17年国勢調査 第1次基本集計結果の年代別未婚者数」を基に全国を18エリア毎の性別、年代別割合に近くなるようにサンプル数を割り付けた。

◇既婚者編
【方法】インターネットによるアンケート調査
【期間】2011年4月9日(土)~4月25日(月)
【対象】「2010年4月~2011年3月に結婚した」20~40代の男女
【集計サンプル数】 計1396人
「厚生労働省 人口動態統計の平成21年度婚姻件数」を基に全国を18エリア毎の婚姻件数比率に近くなるようにサンプル数を割り付けた。

注)
1.本調査における「既婚者」「未婚者」の定義
 「既婚者」=2010年4月~2011年3月に結婚し現在配偶者のいる者(有配偶者)
 「未婚者」=結婚経験がなく、なおかつ現在配偶者のいない者(無配偶者)
2.下記のエリアについては、調査実施対象外としました。
  青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県の一部

◇招待客編
【方法】インターネットによるアンケート調査
【期間】2011年5月14日(土)~5月22日(日)
【対象】「1年以内に結婚式に招待客として出席した」20歳以上の男女
【集計サンプル数】 計800人
 予備調査では、「総務省統計局 平成17年国勢調査」を基に性年代別の人口構成に合わせて調査票を配信し、本調査の条件該当者(1年以内に結婚式に招待客として出席した人)の性年代別の構成比率を算出。本調査では、上記の構成比率によりサンプル数を割り付けた。

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