ウィリアム・ベヴァリッジ、UK P＆Iクラブの チーフ・アンダーライティング・オフィサーとして職務を開始

国際海運業界において、P＆I保険とその他関連サービスを提供するリーディングカンパニーの一つであるUK P＆Iクラブは、ウィリアム・ビバリッジが9月17日より、正式に当クラブのチーフ・アンダーライティング・オフィサー(CUO)としての任務を開始することを発表いたしました。

ウィリアムは、アンドリュー・テイラーCEOのもとで、当クラブのすべての保険引受業務を統括いたします。彼は、オデッセイグループの国際保険部門であるニューライン・アンダーライティングでCUOを務めた経験を有しており、当クラブが多様化と成長の機会をさらに模索する中で、彼の経験と保険引受に関する専門知識は大変意義のあるものとなります。

ウィリアムは、当クラブにとって絶好のタイミングでの入社となりました。幅広い保険市場と特殊分野の保険商品に関する彼の深い理解や知識は、当クラブが現在進行中の事業計画に付加価値をもたらしてくれるでしょう。

またウィリアムは、9月1日付でUK P＆I Club N.V.(オランダ)のCEOに就任したクリストファー・ブラウン(前CUO)の後任として、新たな職務を開始いたします。今後、クリストファーはUKNVロッテルダム事務所にて、当クラブの長期計画および戦略において重要な役割を果たすことになります。UKNVは、当クラブの欧州におけるすべてのP＆I元受保険を引受けると共に、トーマス・ミラーが管理するP＆I以外のクラブについてもフロンティング会社として保険を提供しています。

またヒューゴ・ウィンウィリアムズは、この度UKNVのCEOを退任しましたが、引き続きトーマス・ミラー(バミューダ)の社長として、トーマス・ミラーおよびそのクライアントの皆様に対するアドバイザーとしての役割を継続してまいります。

UK P＆Iクラブのアンドリュー・テイラーCEOは、「当クラブが多様化と成長戦略を継続する中で、海上保険および広範な保険市場に関するウィリアムのアンダーライターとしての経験は、当クラブのさらなる発展に大きな役割を果たすとともに、規律ある引受と質の高いリスク選好という当クラブの良き伝統を引き継いで行くことになるでしょう。UK P＆Iクラブはウィリアムを温かく歓迎し、彼とともに働くことを楽しみにしています。」と述べています。

UK P＆Iクラブは、グローバルな海運業界において、P＆I保険とその他のサービスを提供する大手保険組合(Mutual Club)です。UK P＆Iクラブは、国際的なオフィスとクレームネットワークを通じて、2億5500万トン以上の船主および傭船者にP＆I保険を提供しており、スタンダード・アンド・プアーズ社からA-(安定的)という評価を受けています。UK P＆Iクラブは、「最高クラス」の保険引受、クレーム処理、ロス・プリベンション・プログラム等を提供できる専門知識と技術を高く評価されています。

UK P＆Iクラブは、独立系の国際的な保険等サービス会社であるトーマス・ミラー社に、クラブ管理者としての業務を委託しています。
https://www.ukpandi.com

トーマス・ミラーは、保険サービスを提供する国際的なリーティング・カンパニーです。
1885年に設立されたトーマス・ミラーは、相互会社、特に国際運輸と専門職賠償の業界に対する管理サービスの提供を起源としており、今日では、主要な相互保険会社の大部分を管理しています。現在、トーマス・ミラーは、その知識と専門性を活かし、専門的なビジネスを展開しています。

主な事業内容は以下のとおりです。

・運輸および専門職の業界に対する賠償責任相互保険会社の管理サービス
・総合代理店の管理・運営
・法務サービス、クレーム処理、キャプティブ会社の管理を含むプロフェッショナル・サービス