日本オラクル、CRMアプリケーションの最新版「Siebel CRM 8.1.1」を発表
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は、オラクルのCRMアプリケーション最新版「Siebel CRM 8.1.1」を本日より提供開始することを発表します。
顧客とのコミュニケーション・チャネルは、営業担当者、コールセンター、インターネットやモバイルなど多様化しています。企業があらゆるチャネルから得られる顧客の情報を速やかに収集して分析し、各顧客のニーズに対応した製品やサービスを適切なタイミングで提供することで顧客満足度向上と顧客の囲い込みを実現する仕組みが求められています。「Siebel CRM」はこの仕組みづくりに必要となる、マーケティング、コールセンター、営業支援、保守サービス、ロイヤリティ管理やビジネスインテリジェンスなどの機能を網羅的に提供しています。
最新版では、特にロイヤリティ管理とセルフサービスにおいて下記のような機能強化が実装されています。
ロイヤリティ管理機能:ポイントサービスなど顧客ロイヤリティ(*1)プログラムの管理機能が強化されました。会員登録管理、ポイントサービスの累計や交換の管理やメンバー向けサービス案内などのプロモーション管理における機能が新たに追加されました。企業は会員顧客のポイントやサービスの利用状況から顧客の趣味嗜好を分析し、適時適切なサービスの提供に役立てることが可能です。
*1 顧客ロイヤリティ::顧客が製品やサービスの購入先を、製品やサービスのブランド力、品質のよさ、もしくはポイント還元などのメリットにより、特定のお店やベンダーに集中すること。
セルフサービス機能:ショピングサイトなどのWEBサイト上で各顧客が自身の情報を登録、変更、削除などの作業を行う際、「Siebel CRM」の顧客情報との連携と同期が可能になりました。従来はWEBアプリケーションと「Siebel CRM」のマーケティング・アプリケーションや顧客データとの連携を手作りで構築する必要がありましたが、今回の機能強化により連携部分の標準搭載が実現されています。
また、従来「Siebel CRM」の特長でもあった20種類以上の各業界向けソリューションも拡充されています。通信・公益向けには請求管理システムとの連携強化、公共・官公庁向けにはインシデント管理(*2)機能の搭載や金融業界向けには富裕層向け金融サービスであるウェルス・マネジメントの機能強化が実現されています
*2 インシデント管理:警察での事件・事故に関わるあらゆる情報の管理や区役所での住民の届出情報の管理などに代表される公的機関において起こる事象に関わる業務や情報の管理
・「Siebel CRM 8.1.1」概要
提供開始日:2009年2月5日(木)
価格: 1ユーザーあたり¥131,250(税込)から(プロフェッショナル・エディション)
お客様お問い合わせ先: Oracle Direct (電話) 0120-155-096
参考リンク
・「Siebel CRM」概要
http://www.oracle.com/lang/jp/applications/crm/siebel/index.html
・ビデオメッセージ
http://jp.youtube.com/user/oraclejapanpr
●「Siebel CRM」について
「Siebel Customer Relationship Management(CRM)」は、企業の顧客経験を大きく変化させることができます。営業支援、マーケティング、コンタクトセンターや保守サービスなど包括的なCRM機能、役割に応じて利用が可能な顧客情報の分析機能および事前構築済みの統合機能を提供し、また20種類以上の業種向けソリューションも用意しています。
●日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数2,251名(2008年11月末現在)。
■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 広報部 石川
TEL:03-6834-4834 FAX:03-6834-6144 E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press
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