ジボダン社、Together for Sustainability(TfS)に加盟 ―サプライチェーンの持続可能性を加速し、 ジボダン社の責任ある調達の取り組みを支援
ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:ピーター・ツィンク)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)が、サプライチェーンの国際的なイニシアチブ、Together for Sustainability(TfS)に加盟したと発表しました。これによりジボダン社は、BASFやヘンケル、サノフィ等の会員企業30社からなる組織に加わります。
2011年に設立されたTfSは、サプライチェーン内での持続可能性の慣行を評価、監査、改善することを目的とする世界的なプログラムを提供しています。これは、国連グローバル・コンパクトやレスポンシブル・ケア(R)の原則に基づいています。
このプログラムにより会員企業は、サプライヤーおよび自社の持続可能性に関する成果について、測定可能な方法で改善を推進し実現するための見識を得ることで、サプライヤーの環境対応や、労働および人権、倫理的かつ持続可能な調達の成果を評価することができます。
TfSでは、エコバディス(EcoVadis)社と緊密に連携して評価を行います。会員資格を得るには、組織のエコバディススコアが60/100以上であることが必要です。ジボダン社は2020年の評価で75/100を獲得し、エコバディス社による最高評価のプラチナカテゴリーに分類されています。
ジボダン社のTfSへの加盟は、2021年4月に導入したSourcing4Goodプログラムの開始に続くものです。このプログラムは、2030年までにすべての原材料などを人と自然環境に優しい方法で調達するという、当社の存在目的と密接に関連しています。これは、ジボダン社のすべての仕入れ先、また天然および合成素材、間接材(IM&S)を含む全ポートフォリオを対象としています。
ジボダン社のグローバルプロキュアメントおよびサステイナビリティー・ヘッドのウィレム・ムツェルツは次のように述べています。「TfSへの加盟を誇らしく思います。当社の意欲的な目標と透明性のあるサプライヤーとの対話を実現する上で、サプライチェーンでの長期的な持続可能性を確保するための協力関係は欠かせません。新たなSourcing4Goodプログラムを立ち上げて責任ある調達への道程の次のステップに進むにあたり、TfSの会員企業になることでもたらされるさらなる知識と見識は、お客様やサプライヤーと共に成長を加速していく上で非常に有益です。」
ヘンケル社、購買担当グローバルサプライチェーンプレジデント兼コーポレートシニアバイスプレジデント、Together for Sustainabilityプレジデント、ベルトラン・コンケレット氏は次のように述べています。「Together for Sustainabilityの31番目の会員としてジボダン社を歓迎します。ジボダン社の加盟によって、化学品メーカーの調達活動とサプライチェーンにおける持続可能性についての成果の評価、改善に関するTfSの機能が強化されます。」
「化学物質供給における環境、社会、ガバナンスの成果に関する事実上のグローバルスタンダードを推進する化学品企業のトップと専門家によるこのネットワークが、TfSなのです。私たちは共に、公正な労働条件、気候変動の緩和、環境保護を備えた持続可能で回復力のあるサプライチェーンを育成します。持続可能なサプライチェーンは、強固な協力関係と参加者全員の深い関与に立脚します。会員企業の一員として、ジボダン社との協働に期待しています。」
ジボダン社について
ジボダン社は、テイスト&ウェルビーイング、フレグランス&ビューティにおける世界的なリーダーです。その歴史は250年以上にも及び、ジボダン社は長きにわたり香りと味を革新してきました。お気に入りの飲料や毎日の食事、高級な香水や化粧品、洗濯物のお手入れまで、その創造は感性を刺激し、世界中の多くの消費者を魅了しています。ジボダン社は存在目的に基づいた長期的な成長の達成に向けて取り組むとともに、人々と自然の幸せや健康を高める牽引役となることを目指しています。2020年度において全世界で16,000人を超える従業員を擁し、売上高は63億スイスフラン、売上高に対するフリー・キャッシュ・フロー比率は12.8%を達成しました。日本市場には1920年代に参入し、1973年にはジボダン ジャパン株式会社を設立、幅広く日本で事業を展開しています。詳しくは https://jp.givaudan.com/ から、さあ、共に思い描きましょう
Together for Sustainabilityについて
調達主導のイニシアチブであるTfSは、化学品企業とそのサプライヤーの持続可能な成果を向上させるための強力なツールを備えた枠組みを提供しています。世界的な調達主導型イニシアチブであるTfSは、化学品企業とそのサプライヤーの持続可能性の成果を評価、改善するための協力なツール(TfS評価およびTfS監査)を備えた、画期的な枠組みを提供しています。TfSプログラムは、スコープ3の温室効果ガス(GHG)排出量を含むように拡大されました。TfSは、化学品サプライチェーンにおける環境、社会、ガバナンスの成果に関する事実上のグローバルスタンダードを提供しています。このプログラムは、国連グローバル・コンパクトおよびレスポンシブル・ケア(R)の原則に基づいています。TfSは、アジアおよび南北アメリカ地域を代表する世界的な組織に成長しています。独自の会員主導の組織として運営され、TfSの会員企業は、化学工業の未来を共に形作っています。現在のTfS会員企業は次の通りです。ADVANSIX、AKZONOBEL、ARCHROMA、ARKEMA、AZELIS、BASF、BAYER、BOREALIS、BRENNTAG、CLARIANT、CRODA、CORTEVA、COVESTRO、DSM、EASTMAN、EVONIK、GIVAUDAN、HENKEL、ICL、IFF、KRATON、LANXESS、MERCK、SANOFI、SEMPERIT、SIKA、SOLVAY、SYNGENTA、UPM、WACKER、およびWANHUAです。また、世界全体の化学品産業の売上高のうち、TfSの会員企業による売上高は3,560億ユーロ、また支出については2,320億ユーロに相当します。LinkedInとYouTubeでTfSのフォローをお願いします。